名言ナビ
→ トップページ
今日の
文章の書き方の名言
☆
10月19日
☆
→ 日別名言メニュー
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
釣糸噛み切って逃げたなまずは呑舟(どんしゅう)の魚(うお)くらいにも見えるとか、
忘却の淵に引きずり込まれた五、六行の言葉、たいへん重大のキイノオト。
惜しくてならぬ。
浮いて来い!
浮いて来い!
真実ならば浮いて来い!
(
太宰治
)
2.
よく出来たコトバ遊びは、
人をずいぶんと幸せにすることは確かで、
もうひとつ、歌(=歌詞)で韻を踏み、
あるリズムを造りだそうとすると、
どうしても駄洒落の連続になってしまうことが、
わたしたちの母国語の場合には多いのである。
(
井上ひさし
)
3.
女が描けていない、ということは、何も、その作品の決定的な不名誉ではない。
女を描けないのではなくて、女を描かないのである。
そこに理想主義の獅子(しし)奮迅(ふんじん)が在る。
美しい無智が在る。
(
太宰治
)
4.
まるで、あの人たちには、苦悩が無い。
私が日本の諸先輩(=先輩作家たち)に対して、最も不満に思う点は、苦悩というものについて、全くチンプンカンプンであることである。
(
太宰治
)
5.
悪しき作家とは、読者に理解できない、自己の内部での文脈を考慮に入れながら書く連中である。
(
アルベール・カミュ
)
6.
芸術家よ、創れ!
語るなかれ!
吐くひと息も詩であれ!
(
ゲーテ
)
7.
詩は知識とも情報とも無縁。
「持てる」ものを排除して見えてくるものをこそ求めようとする。
そうではない場所からやってくる文章に対してはおのずと、はながきくようになるのだ。
(
荒川洋治
)
8.
世界はメタファーだ。
(
村上春樹
)
9.
世間の批評は確かに参考になる場合がありますが、それに迷わされて、自分が「本当に」人に伝えたいと思うことから、ただの一瞬でも踏みはずしてはなりません。
(
コーネリア・オーティス・スキナー
)
10.
言葉の暴力は、
心に深い傷を与えるんです。
(
金八先生
)
11.
子どもの本のあり方をいちばん傷つけてしまいやすいのは、何にもまして子どもっぽさを優先する、大人たちの子どもについての先入観だ。
(
長田弘
)
12.
よい言葉の一句は、悪い本の一冊にまさる。
(
ルナール
)
13.
私が書いたものは、ほとんどが私自身の姿であり、登場人物はすべて私の人生から生まれたものです。
(
アンデルセン
)
14.
文学は純粋に人間的な生の表出である。
文学という形式で自己を表現する動機は、まさしく、自己自身を客体化するという(著者にとって)自殺的な能力を、文学が持つからである。
( ハンス・エーリッヒ・ノサック )
15.
世間の理不尽に抵抗の炎を燃やすことも、文学修行のひとつである。
(
田辺聖子
)
16.
文芸が無ければ、この世の中は、すきまだらけです。
文芸は、その不公平な空洞を、水が低きに流れるように自然に充溢(じゅういつ)させて行くのです。
(
太宰治
)
17.
「名言」などは、所詮、シャツでも着るように軽く着こなしては脱ぎ捨てていく、といった態のものだ。
(
寺山修司
)
18.
詩は感情をあらわす言葉ではありません。
(
長田弘
)
19.
文章は少し下手な方が良い。
粋な奴がわざと服を崩して着るように。
( ラディゲ )
20.
肉親(=肉親のこと)を書いて、そうしてその原稿を売らなければ生きて行けないという悪い宿業を背負っている男は、神様から、そのふるさとを取りあげられる。
(
太宰治
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ 日別名言メニュー
→ 今日の名言(テーマ別)
→ 今日の名言(星 座 別)
→ 今日の名言(血液型別)
→ 日別の名言(テーマ別)
→ 日別の名言(星 座 別)
→ 日別の名言(血液型別)
→ トップページ