名言ナビ
→ トップページ
今日の
文章の書き方の名言
☆
7月13日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
(文章を上達させるには)日頃から自分の好みをよく知り、おのれの感受性をよく磨きながら、自分の好みに合う文章家、それも少しでもいい文章家と巡り合うことを願うしかない。
つまり文章上達法とはいかに本を読むかに極まるのである。
(
井上ひさし
)
2.
あなたの心から来るものは、人の心を動かします。
( ドン・シベット )
3.
詩の翻訳は、結局一種の親切に過ぎない。
(
高村光太郎
)
4.
誰でも自分の中に“1冊の優れた本”を抱えている。
(
ロバート・G・アレン
)
5.
文体は思想の衣
(
セネカ
)
6.
文章の長短はその文章の価値を奪ったり、付与したりする特性にはならない。
(
プラトン
)
7.
無論、小説を書くことも、広告と同様、騙(だま)しである。
併(しか)し広告の騙しは商品を売り付ける手段であるのに対し、小説の場合は、嘘を書くこと、つまり騙しそのものが目的である。
その意味で、小説を書くという悪事には救いがない。
(
車谷長吉
)
8.
本の文化というものがこれほど長い生命力をもち、本というメディアがこれほど長い間わたしたちのなかに必要なものとされて生きてきたのは、どこにでもあるものを自分が読むことによって、あるいは書くことによって、特別なものにしてゆく方法としてのメディアだったためです。
(
長田弘
)
9.
何かを「あらわす」ために用いられる言語は、何かを「かくす」ためにも用いられる。
(
寺山修司
)
10.
いまの世の人、やさしき一語に飢えて居る。
ことにも異性のやさしき一語に。
(
太宰治
)
11.
肩書や資格を取るために、作品を書いているのでもないでしょう。
(
太宰治
)
12.
書くことは、そのことばがどういう意味をもつことばなのかをたずねる、たしかめる、ということです。
(
長田弘
)
13.
書くから、アイデアがなくなるんじゃない。
書けば書くほど、アイデアが生まれる。
書いているうちに、どんどんインスピレーションが湧くようになる。
( 唐沢明 )
14.
本当の真実というものは、いつでも真実らしくないものだ。
真実をより真実らしく見せるためには、どうしてもそれに嘘を混ぜる必要がある。
だから人間は常にそうしてきたものだ。
(
ドストエフスキー
)
15.
詩の言葉は、意味をあらわす言葉なのではない。
そうではなくて、いいあらわすことのできない意味をちゃんと手わたすための言葉が、詩の言葉だ。
詩の言葉がおかれるのは、いいあらわしえぬ意味がそこにある、その場所なのだ。
(
長田弘
)
16.
いちばん大事なことは、
自分にしか書けないことを、
だれにでもわかる文章で書くということ。
(
井上ひさし
)
17.
芸術は試合でないのである。
奉仕である。
読むものをして傷つけまいとする奉仕である。
けれども、傷つけられて喜ぶ変態者も多いようだからかなわぬ。
(
太宰治
)
18.
自分で自分の作品の効果効果を口に出してなど言うべきでなかった。
口に出して言ったとたんに、また別のまるっきり違った効果が生まれる。
その効果を凡(およ)そこうであろうと推察したとたんに、また新しい効果が飛び出す。
僕は永遠にそれを追及してばかりいなければならぬ愚を演ずる。
(
太宰治
)
19.
一年に2、3回以上ものを考える人はほとんどいない。
私が世界的な名声を確立したのは、一週間に1、2回ものを考えたからだ。
(
ジョージ・バーナード・ショー
)
20.
ときどき自分を忘れて知ったかぶりをする。
そうならないよう、自分の文章が自分の場を離れないように、お祈りする。
(
荒川洋治
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ