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今日の
花の名言
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9月8日
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1.
ほんとに人生の苦労らしい苦労をなめたにちがいない人間は、そんな惨苦と闘って来たようにも見えないほど、明るくて、温和に、そしてどこか風雨に洗われた花の淡々たる姿のように、さりげない人がらをもつに至るものである。
( 作者不詳 )
2.
自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、
後ろめたく思う必要はありませんよ。
サボテンは水の中に生える必要はないし、
蓮の花は空中では咲かない。
シロクマがハワイより北極で生きるほうを選んだからといって、
だれがシロクマを責めますか。
( 映画『西の魔女が死んだ』 )
3.
花が咲いたら其(そ)れをば二人同じような心持で眺めたい。
蝶が飛んだら二人して其れを追いたい。
然(しか)らずば花が咲いても蝶が飛んでも、世は枯葉の翻(ひるがえ)る秋の夕暮に均(ひと)しいではないか。
(
永井荷風
)
4.
「心の中に一輪の花を持っている」というものではなく、「この世の中に花はたくさんあるけれど、自分が大事にするたったひとつの花がある」
(
サン・テグジュペリ
)
5.
死の時刻問われ桔梗(ききょう)の数を言いぬ
(
澁谷道
)
6.
おもいでという花壇を持って
人はそれぞれの胸に
季節ごとの花を育てている。
(
西岡光秋
)
7.
年年歳歳花相似たり
歳歳年年人同じからず
( 劉希夷 )
8.
切花は死花にして夏ゆふべ
(
三橋敏雄
)
9.
ひまわりの愕然として一揺れす
(
菅裸馬
)
10.
日本では春には美しく花が咲き、
秋には見事に紅葉する、
それはたしかに美しいのです。
しかしそれも、花や紅葉を美しいと見るフィクションの中にわれわれが身を浸しているから美しいのであって、
そうしたフィクションの中にいなければ、必ずしも美しくはないのです。
(
石川九楊
)
11.
ちひさなる花雄々しけれ矢筈草(やはずそう)
(
竹下しづの女
)
12.
夕顔に水仕(みずし)もすみてたゝずめり
(
杉田久女
)
13.
朝顔やすでにきのふとなりしこと
(
鈴木真砂女
)
14.
春をしむ人や落花を行(ゆき)もどり
(
黒柳召波
)
15.
わが鬱の淵の深さに菫(すみれ)咲く
(
馬場駿吉
)
16.
柩(ひつぎ)は藤色に塗ろうという友よ
(
折笠美秋
)
17.
人去つて冴ゆるほかなき夕ざくら
(
太田鴻村
)
18.
雨性(あめしょう)の母の忌日(きじつ)の花の雨
(
秋元不死男
)
19.
人間一人ひとりがもう少し「誇り高く」生きることが大切ではないでしょうか。
大きな花、豪華な姿で咲き誇る花を羨(うらや)み、自らを卑下することなく、「小さきは小さく咲かん」という健気さとプライドを持って生きること。
それはまた、他人にもその人なりの、その人にしか咲かせることのできない花を咲かせようとする姿でもあります。
(
渡辺和子
)
20.
ぺちやくちやと乙女椿の咲き殖(ふ)ゆる
(
細見しゅこう
)
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