名言ナビ
→ トップページ
今日の
花の名言
☆
6月10日
☆
→ 日別名言メニュー
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
子供がいると あたりの空気は
何(なに)か鳥のように羽搏(はばた)いている
よい花のにおいもするようだ
(
立原道造
)
2.
金縷梅(まんさく)の花の不思議を活けにけり
(
稲畑汀子
)
3.
垣間より隣あやかる牡丹(ぼたん)かな
(
加賀千代女
)
4.
花も草も虫も、ライオンも、皆、意味なしに、生きてるんでないでしょうか。
そして、死ぬとき、枯れるときが来たら、枯れ、死に―。
(
木村無相
)
5.
陽を受けて椿と猫の微睡(まどろみ)ぬ
( 小栗釣月 )
6.
花に水、人に愛、料理は心や!
( 神田川俊郎 )
7.
美しき花もその名を知らずして 文(ふみ)にも書きがたきはいと口惜し
(
正岡子規
)
8.
花あれば西行(さいぎょう)の日とおもふべし
(
角川源義
)
9.
いきいきと死んでゐるなり水中花
(
櫂未知子
)
10.
蝶とべり飛べよとおもふ掌(て)の菫(すみれ)
(
三橋鷹女
)
11.
さまざまのこと思ひ出す桜かな
(
松尾芭蕉
)
12.
人間の本性のうちで最も悲劇的なことといえば、
どの人でも人生から逃避したくなるという点であろう。
私たちは誰も、水平線の彼方にある魔法のバラ園を夢見ている。
そのくせに、わが家の窓の外で今日も咲きほこるバラの花など見向きもしないのだ。
(
デール・カーネギー
)
13.
山百合は罠あるごとく濃く匂う
(
澁谷道
)
14.
薔薇に対するヨーロッパ人の讃美を、我々は分(わか)つことをえない。
薔薇は桜の単純さを欠いている。
(
新渡戸稲造
)
15.
その樹下(じゅか)に鹿立つ夜の山桜
(
茨木和生
)
16.
わが鬱の色のあぢさゐばさと切る
(
大竹照子
)
17.
春は壮麗な花園のなかにのみ飾られるのではない。
むしろ一輪の小さき花によって、
忘れられた巌(いわ)のかげにもまた、
春のよろこびが充(み)ちている。
(
九条武子
)
18.
ぬくみある蛍袋のふくろかな
(
森田公司
)
19.
月に見ぬおぼろは花のにほひかな
(
心敬
)
20.
いろいろな書物を遠慮なくかじるほうがいいかもしれない。
宅(うち)の花壇へいろいろの草花の種をまいてみるようなものである。
そのうちで地味に適応したものが栄えて花実を結ぶであろう。
人にすすめられた種だけをまいて、育たないはずのものを育てる努力にひと春を浪費しなくてもよさそうに思われる。
(
寺田寅彦
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ 日別名言メニュー
→ 今日の名言(テーマ別)
→ 今日の名言(星 座 別)
→ 今日の名言(血液型別)
→ 日別の名言(テーマ別)
→ 日別の名言(星 座 別)
→ 日別の名言(血液型別)
→ トップページ