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絶対(絶対的)の名言
1.
この世の中に絶対的な価値などない。
ただ、自分にとってどんな価値があるかを判断できるだけである
(
チャールズ・ダッドリー・ワーナー
)
2.
勇気と楽観は
人間の能力を開花させる絶対条件と思う。
客観的に自己をみつめ分析する、
などということをしていたら
まともな人間は早晩、自信を喪失して潰れてしまう。
自己懐疑も同様である。
(
藤原正彦
)
3.
嫉妬は自分よりも高い地位にある者、
自分よりも幸福な状態にある者に対して起る。
だがその差異が絶対的でなく、
自分も彼のようになり得ると考えられることが必要である。
全く異質的でなく、
共通なものがなければならぬ。
(
三木清
)
4.
一般の世の中の論理には、
1と0は存在しません。
絶対的に正しいことは存在しないし、
絶対的な間違いも存在しない。
真っ黒も真っ白も存在しない。
(
藤原正彦
)
5.
音の言葉はあらゆる人種に等しくあり、
メロディーは音楽家がすべての心に語りかける絶対的な言葉なのだ。
(
リヒャルト・ワーグナー
)
6.
昔の人は
文字には絶対真理が含まれているものと考えたようである。
私の祖父は私に
文字のかかれてある紙で絶対に鼻をかんではならぬ、
また尻をふいてはならぬ
と戒めた。
(
宮本常一
)
7.
青年の考える人生というものは、
常に主観の情念にのみ固執しているところの、
極めて偏狭なモノマニア的のものである。
彼らは何事かを思い詰めると、
狂人の如くその一念に凝り固まり、
理想に淫(いん)して
現実を忘却してしまうために、
遂(つい)には身の破綻(はたん)を招き、
狂気か自殺かの絶対死地に追い詰められる。
(
萩原朔太郎
)
8.
私は、
自分にとって自分自身は
つねに絶対的な存在であり、
相対的な存在ではありえない
と考える。
昨日の自分は、いわば影だ。
昨日の自分は
痛くもなければ快感も感じない。
それは決して今日の自分とは比較できないものなのではないだろうか?
(
寺山修司
)
9.
法律とはたいてい、
その社会の体制に適合させてつくられるものであって、
内なるモラルとはまったく関係がない。
つまり善悪というものを、
人間の道徳で測ろうとすると、
法律は絶対ではない……ということです。
(
寺山修司
)
10.
生々流転、無限なる人間の永遠の未来に対して、
我々の一生などは露の命であるにすぎず、
その我々が絶対不変の制度だの永遠の幸福を云々(うんぬん)し
未来に対して約束するなど
チョコザイ千万なナンセンスにすぎない。
(
坂口安吾
)
11.
如何(いか)に倏忽(しゅっこつ)たる生命の形式も、
それを生きた誠実は、
常に一絶対物を所有するものだ。
(
小林秀雄
)
12.
伝統を絶対的な真理として立てることそのこと自身、
それをかかるものとして立てる我々の行為の結果である。
伝統は我々の行為によって伝統となるのであり、
従って伝統も我々の作るものであるということができる。
(
三木清
)
13.
忍耐とは、省みて時の絶対的な歩みに敬意を持つ事だ。
(
小林秀雄
)
14.
民主主義の原理を越えた、さらに高いところに
絶対的な価値をおく、
旧憲法を支えた市民感情は、
半世紀に及ぼうとしている民主主義の憲法のもとで、
単に懐かしまれるよりもさらにリアルに、
生き続けています。
(
大江健三郎
)
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