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1.思想は、ともに応じることのできる人たちだけの財産である。

2.私はただ、淋しさを軸とした堂々めぐりが人生というものではないかという問いを設定した漱石に感謝するばかりである。この問いがあるというだけでも、人生、だいぶ生きやすくなると思うからだ。

3.なぜだろう あたりまえだった物が あたりまえでなく あたりまえじゃなかった物が あたりまえになるのは

4.自信は、持つものではなく、生み出すものである。

5.杖ついて近所の花を見て歩く

6.人には、生まれる国と、生まれ変わる国がある。

7.物の深さを知ることは、つねに我々の積極的で建設的なエネルギーの関与した努力を要求する。

8.史実というものは文学を離れては存在することが困難なように思われる。単なる年代表のようなものはとにかく、いわゆる史実が歴史家の手によって一応合理的な連鎖として記録される場合は結局その歴史家の「創作」……

9.(戦争国において)国家およびその意をうけた指導者、オピニオン・リーダー、プロパガンディストは、女性たちを戦争に動員するためのイメージ戦略として、決して戦争の現場、戦況、勝利、または凱旋、征服、……

10.限界だとそこで一線を引いてしまったら底力は出ようにも出る幕がなくなる。限界だと思うもう一つ先でそれは今か今かと待っているものである。

11.苺ジャムつぶす過程にありつぶす

12.素敵に成し遂げれられたことは、うまく説明されたことよりも良い。

13.社長業というのは忍の一字じゃないけどやっぱり我慢業。経営者は何かをやろうと決めたら、つい期待感を持ってしまうから、期待通り進まないと、ほんとにイライラするんですね。でも、そのイライラを会社で吐き出……

14.「言ってはいけない事を、最も言いたい時に言わない」のが大人というもの。

15.いったいに、女は、男よりも快楽をよけいに頬張る事が出来るようです。

16.学校などというものは、適当にさぼりながら何とか卒業するくらいでもいいのです。重たく考える必要はありません。

17.強制収容所での生活を送った私たちには、忘れられない仲間がいる。誰もが飢えと重労働に苦しむ中で、みんなにやさしい言葉をかけて歩き、ただでさえ少ないパンのひと切れを身体の弱った仲間に分け与えていた人た……

18.実のところ、数学者は芸術家に似ている。数学者の作品は労苦に満ちているのに、最終の結果は苦労の片鱗も留(とど)めていない。同様に、芸術作品を見るとき、我々は作者が何を言いたかったのかは考えるが、作者……

19.ひとり徒歩で旅したときほど豊かに考え、豊かに存在し、豊かに生き、あえて言うならば、私自身であったことはない。

20.神隠るごとく花野(はなの)に母がゐる

21.良い人とは口論するな。

22.「やってみよう」と思い立ち、実際に行動するヤツは、集団の中では1人か2人しかいない。それ以外は、なんだかんだ理由をつけて、やらない。グズグズしているうちにやる気を失う。

23.「ピンチはチャンス」とよく言われるが、現実にはそうとは限らない。ピンチの人にとっては、慰めにもならない。「ピンチをチャンスに変えてやれ」と言われた方が、まだ励みになる。

24.眠り欲(むさぼ)る小鳥のごとく夜着かむり

25.真の成功とは、今日のこのままで、あなたの人生がいかに豊かであるかを認識することです。

26.人間は得てして、めぐまれた環境にあっても、与えられた仕事をつまらないと思い、不平不満を口にします。しかし、それで運命が好転するわけではありません。与えられた仕事を天職と思い、その仕事を好きになるよ……

27.(作家が)潔癖などということは、ただ我儘(わがまま)で、頑固で、おまけに、抜け目無くて、まことにいい気なものである。卑怯(ひきょう)でも何でもいいから勝ちたいのである。人間を家来にしたいという、フ……

28.会社や役所のものと自分のもの、人のゼニと自分のゼニ、そういうけじめがつかなくなっている。

29.田舎が嫌で飛び出した奴って、東京行ってもダメよね。

30.もしあなたが今ここにいて幸せでないのなら、けっして幸せになれないだろう。

31.世界を変えるのは、明日は良くなる、良くできるって信じる、人の心だよ。

32.恋の最中には、相手の喜ぶことをしてみせようとして、相手の心情におもねり、自分にとっては不利なことや不都合なことでもする場合がよくある。無償の愛と呼ばれるが、そんなものは長つづきするものではない。

33.「何でわかってくれないのか」と嘆くよりも、なぜ理解されないのか、自分の話はなぜ相手を説得できないのかを論理的にたどってみるほうが有益である。

34.私はこの政務を立派にやり遂げ、私がいよいよ政界を退く時、たとえ世界中のすべての友を失うことになっても、ただ一人の友、すなわち私の心の奥底にいる友だけは、残しておくように努力したい。

35.相手の立場に立て──会社も家庭もフットボールも同じだ。愛と相互理解と仲間意識のあるところ、うまくいくようにできている。

36.人間、死場所を求める時は必ず家郷(かきょう)を思いだすものよ。

37.一人の感受性のかたちを決定的にするのは、大仰(おおぎょう)な出来事なんかじゃない。ありふれた何でもない日々の出来事が、おもわず語りだすような言葉。その言葉をどのように聴きとったか、ということ……

38.紅茸や旅人はただ美しとのみ

39.春秋冬(はるあきふゆ)冬を百日桜かな

40.雪まみれ皆んな地霊(ちれい)になつてゐる(ver.0)

41.持ち上げし底確かめて苺買ふ

42.この世のすべてのものは、はかない。

43.湯帰りや燈(ひ)ともしころの雪もよひ(ver.0)

44.ガキどもが叫んでる夢のようなことに耳を貸さないその態度はゆるしがたいぜ。

45.話し手の熱意を呼び起こすには、専門的なことや相手が答えにくいことを質問するといい。レベルの高い話を聞きたがるのは興味がある証拠なので、相手もそれに応じようと、本気になるからだ。

46.公教育の良さは、自力では教育にアクセスできず、教養を身につけることができない人々を救うことにあります。

47.まじめな人間は事物の背後のありもしない宝探しに血道をあげて、文化という美しい虚構(フィクション)を楽しむことを知らない。

48.私は今の私であり、今の私は素晴らしい。

49.ひとは子どもから大人になるのではありません。子どもとしてのじぶんをそこにおいて、ひとは大人というもうひとりのじぶんになってゆきます。そこにというのは、じぶんのなかにです。

50.日々凡にしてこだはりの黒ビール

51.既に起こりしことはまた起こらん。既に行われしことはまた行われん。

52.(映画)俳優がほんとに死んじゃいけないよなあ。俳優は映画の中で死ぬべきですよ。ストーリーの中で死ねばいいんだ。そしてまたべつの映画の中で生きかえる。

53.簡単な筈(はず)があれこれ年用意(としようい)

54.田舎の学問より京の昼寝。

55.ペンだこに手袋被(かぶ)せてさりげなく

56.人生はいつも、意味をもつことが可能です。ですから、人生がその瞬間その瞬間に、この可能な、たえず変化する意味に満たされるかどうかは、そのつどそのつどまったく私たち次第なのです。

57.壺が清潔でないと、何を入れても酸っぱくなる。

58.妻には愛情を示し、母か姉には秘密を示せ。

59.自分のなかから出てきた問題意識がないと本当の意味でものごとを理解することにならない。だから教師が教えてくれることを学ぶだけじゃダメなんですね。学ぶだけでは、自分自身の問題を解決できないでしょう。

60.街歩きというのは、室内から外に出なければいけない。室内を出るということは、自分の心の外に出るということです。自分の心の外に出て、外の情景のなかへ自分から入ってゆく。

61.朝靄(あさもや)に梅は牛乳(ちち)より濃かりけり

62.人の子の心に点火するもの、これを教育者という

63.賢人とは、自分の考えにこだわらないで、人の良い考えを取り入れ、それに従う人を言う。

64.有限のものだけが働いて苦しむのだ。無限のものは微笑して、楽々と体を伸ばして休養している。

65.きみたちは、自分のことをよく言いたいと思うと、誰か自分の証人を招く。そして、きみたちがその証人を誘惑して、きみたちのことをよく思わせてしまうと、きみたち自身が自分のことをよく思うようになる。

66.萩明り師のふところにゐるごとし

67.バカいってんじゃないよ。何十年一緒に暮らした夫婦だって相手の本当の気持ちなんてわかりゃしないよ。信じるだけ。他人の気持ちは確認のしようがないからねェ。

68.切口を見せて水ゆく夏ゆふべ

69.私たちは、じぶんたちで手に入れられることを他人にもとめて、時間を空費しようとおもわない。

70.聞き置くと云(い)ふ言葉あり菊膾(きくなます)

71.「孤独」とは物事を深く考える、聡明になるチャンスです。友達が多いことが、必ずしも幸せとは言えないのです。(ver.0)

72.答えを教えるだけじゃ意味がない。到らぬ点を自身に考えさせる! 成長を促す! 「教育」とはそういうものだ。

73.世の中での強い弱いは人がきめたことです。物指さえきめれば、強い弱いができるのです。人がきめたという点では、はかなさの自覚から人間の尊厳をきめたのとおなじです。

74.人生は基本的に不公平なものである。それは間違いのないところだ。しかしたとえ不公平な場所にあっても、そこにある種の「公平さ」を希求することは可能であると思う。

75.たとえ敗北しても敗退はするな。

76.毛絲編む手から想ひが飛んで来る

77.学問によって真理を究め、道徳によって正しき道を行い、そして芸術によって美を味わう。人生の理想はただ、真と善と美とを求むるに在(あ)る。

78.私はできればラクをする。すなわち、教育者のタブーとする、なまけ者の生活が子供のときから大好きだった。

79.晴天にも驟雨(しゅうう)がいつ来るかわからない。歓喜の時にも災厄がすぐ来ると覚悟しなければならない。

80.愛することは、愛されることよりよほど大切だと思います。

81.下手の考え、休むに似たり。

82.私が満足するのに必要なものはごくわずかである。1日2回の美味しい食事、タバコ、私の関心をひく本、少々の著述を毎日。これが、私にとっては生活の全てである。

83.いまの世の中を一言で言えば「いちいちうるせえな」、これに尽きますよ。

84.詩人というものはただもう大酒をくらって、そうして地べたに寝たりなんかすると、純真だとか何だとか言ってほめられる。

85.自分の国を信用出来ないんだよねえ。と、いうよりは、自分の国に力をかけて動かしてみようなんて大それた希みは持っていないんだ。全てのことに無関心でありたい、というのが僕のモットーなんでねえ。

86.不条理な人間は、自己を正当化する必要などいささかもないのである。

87.理想と現実とは独立したものである。理想と現実が衝突するならば悲しいけれども、そのために理想を捨てて、あるいは理想を低くせねばならぬ理由はない。理想は理想として立てて、ただ悲しむべきである。理想をあ……

88.苦しみに悩むな。幸せに酔うな。

89.こうなりたいと思う人になったつもりで行動してごらんなさい。研究の結果、演技中の俳優は、役柄に応じて身体に生理的・化学的な変化が起こるということがわかっています。

90.単純だが有効な法則がある。「常に、人が期待する以上のものを与える」ということだ。

91.教会へ行くことで安息日を守る人もいるが、私は家庭に留まることで、安息日を守る。

92.二つの片割れは、ひとつになる運命にあった。しかし、それらがひとつに結びついたとき、それらは二つの完全な存在となる。それこそが美であり、それこそが愛である。

93.本は他人が書いたものなのだから、いくら並べてみても自分の世界にはならない、などといってはいけない。たしかに本は他人が書いたものにはちがいないが、その本をえらんで買ったとたん、それは自分の世……

94.ああ、もう僕を信ずるな。僕の言うことをひとことも信ずるな。

95.旅に出ても〈想像力〉がすこしも動いてくれないと、旅は新鮮でも何でもなくなる。

96.しかし、どうあがいてみても、やっぱり人生は何ものでもないのである。それ自体が暇つぶしなのである。存在が存在するということに理由がないからである。

97.自分にコントロールできないことは、いっさい考えない。考えても仕方ないことだから。自分にできることだけに集中するだけだ。

98.来山(らいざん)はうまれた咎(とが)で死ぬる也(なり) それでうらみも何もかもなし

99.句作りに虚と実ありぬ白牡丹

100.すみれ雨泣きて還(かえ)らぬものばかり

101.戦争も好きと一声かたつむり

102.そもそも“discuss”という言葉は、否定を意味する“dis”と、恨むという意味の“cuss”が合体した言葉です。要するに、反対したり反論したりしても「恨みっこなし」というのがディスカッション……

103.「俺って変人だから」「私、変わってるってよく言われるの」などと、自分で自分を「変人だ」と言いたがる人は、本人が思っているほど変人ではなく、どちらかといえば凡庸で個性に欠ける人であることが多……

104.全方面に対する悪なんて存在しないんだ。どんな悪も、何かは救っている。逆に言えば、どんな正義でも、何かを傷つけている。「この世に絶対はない」という言葉の意味はね、絶対正義も絶対悪もこの世にはないとい……

105.昨年は、何も無かった。一昨年は、何も無かった。その前のとしも、何も無かった。

106.社会のモラルの高さあるいは文明度を測る尺度は、そこでマイノリティがどういう待遇を受けているかだ。

107.一直線に成功ということはほとんどありえないと思う。成功の陰には必ず失敗がある。

108.性は当人も気づかない、一番の秘密を顕(あら)わす。

109.問題の困難さが人間的スケールを決定する。

110.桜草が好きと答へし人が好き

111.亡き母が蒲団(ふとん)を敷いてから帰る

112.私は書類を整頓した。書類を破り、容赦なく大量の紙を破棄した。それはつねに大きな満足感をもたらす。

113.さよなら春 さよなら夏 さよなら秋 さよなら冬 さよならを くりかえし さよならを つみかさね  また あいたくて なにかに きょうも あるいていく

114.やがて君は眠る。そして目覚めたとき、君は新しい世界の一部になっている。

115.うれしさは春のひかりを手に掬(すく)ひ

116.共通の体験を持てば持つほど、互いに通じる言葉も多くなる。

117.夢現(ゆめうつつ)っていうのがあるようですね。夢のときに明快な判断が与えられたりする。夢は三分の一ぐらい現実に入ってるんじゃないでしょうか。

118.半端にして怠れば前功を失い未熟に復(かえ)る

119.誰もがやっている決まりきった道筋で振りきってしまうと、結局、人の来た道をただ辿ってるだけということになります。

120.「よく生きる」ためには、「よく働くこと」がもっとも大切なことです。それは、心を高め、人格を磨いてくれる「修行」であると言っても過言ではありません。

121.わが胸の礁(いくり)に育つ卯浪(うなみ)かな

122.自信は人それぞれのパイロットであり、タービンであり、推進機でなければならぬ。

123.お客様から尊敬されるようになれば、たとえ他の会社が安い価格を提示しても(自社製品を)買って下さるだろう。商売の極意とはお客様の尊敬を得ることだ。売る側に高い道徳観や人徳があれば、信用以上のもの……

124.人は誰でも他人の黒衣(くろこ)。操ってると思っても、操られている。阿呆(あほ)のからくり糸車

125.一ぴきのねこと 友だちになれたら ちがってくる 何かが もっと優しくなれるかもしれない

126.家庭の幸福は、妻への降伏。

127.好きは呪いだ。苦しくて、とても心地よい。

128.一日を心に描く衾(ふすま)かな

129.平凡は非凡にまさるという言葉もある。平凡は地味ではあるが、底に奥深い滋味が潜んでいる。そこに気づけば、「どこといってとりえのない自分」にふさわしい生き方が見えてくるはずだ。

130.人間ゆうのは、記憶を燃料にして生きていくものなんやないのかな。その記憶が現実的に大事なものかどうかなんて、生命の維持にとってはべつにどうでもええことみたい。ただの燃料やねん。

131.一国は一人を以(もっ)て興(おこ)り、一人を以て滅ぶ。

132.女というものは元来が、男に対して苦しみを与え得る存在でありたいと思っている。

133.夏休みに宿題があるというのは、子供に夏休みを休むなと言っているようなものだ。つまり休むのはあくまでも学校であり、子供が休むのではない。スーパーがお休みでも主婦が休みでないのと似ている。

134.人生とは、別の計画を立てているのに起こる事柄である。

135.物事がうまく決着するためには、自己の努力、周囲の援助、神仏の加護、の三つが必要です。

136.失敗も糧だ。悩んでこそ輝けるんだ。

137.昼寝より覚めてこの世の声を出す

138.人は、どうしても生きた証が欲しくなります。

139.何でも無鉄砲なことしなきゃあ、えらくなれねえぞ!

140.わたくしたちの今日までの人生だって、挫折や失敗が次々とあったじゃない。それがあるから、人間だし、人生なんだわ。