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1.
第九条をふくむ新憲法の制定に当時十七歳のわたくしが大喜びしたときに、おやじが「お前はバカか。人類誕生いらい地球上から戦争がなくなったことなんか一度だってないんだぞ」と冷たく言い放った言葉が、またし……
2.
寒林檎(かんりんご)音たて食うべ婚期まだ
3.
希望! どんな不幸におちいっても、我々は希望の太陽を心から捨ててはならない。
4.
自己育成と自尊心にはつながりがある。
5.
人気者になるには、嫌われ者になる覚悟を持て。
6.
宗教は心を無碍(むげ)にする一道ではないか。宗派のためにかえって心の自由を乱すようではいけない。
7.
いま恋愛の情報があふれすぎているから、かっこ悪い方向に踏み出すことができなくなっている人が多い。恋愛ができない人は、一度その情報を遮断してみればいい。
8.
日本人が(日本を)知っているからと言って、世界じゅうの者が、知っているとは限らないのである。世界には知らないやつが、たくさんある。日本を知らないやつが、世界にはたくさんあるんだということを、……
9.
春の日のまぶしきことの微笑かな
10.
役者とは人間を知ることですね。
11.
鎖(じょう)あけて月さし入れよ浮み堂(うきみどう)
12.
盗んだる案山子(かがし)の笠に雨急なり
13.
得がたいものは時機であり、逃(のが)しやすいものは機会だ。
14.
わたくしも常に、自信とコンプレックスのはざまにいます。けれども、それは他人と自分とを、比較することで生じるものではなく、自分の中の理想との関係によるもの、でしかありません。
15.
冬川とわびし男の饒舌と
16.
倫理の問題というのは、そのときのせめぎ合いの中での選択なんです。こういうのは、ただひとつの解答があって、それが理想の形だというふうな絵に描いた餅を作らない。
17.
急いては事を仕損ずる。
18.
気持ちよい会話は、ブレーンストーミングに似ている。そこでは、相手の考えや生き方を否定・批判しないのが暗黙のルールである。もちろん、議論・討論もすべきではない。
19.
過分の富は、かえって身を滅ぼすことになる。
20.
口在れば口辺(くちべ)に荒し秋の雨
21.
一句二句三句四句五句枯野の句 (いっくにく・さんくしくごく・かれののく)
22.
創業する能力と経営する能力は全く別ものだ。
23.
軽々しく「罪を償った」などと言わないで欲しい。「罪を償う」とは、刑期をまっとうすることでも、罰金や賠償金を払うことでもない。被害者や家族・遺族の失ったもの、またその身体的及び精神的苦痛、それらに対……
24.
戦うに道あり。腕力殺伐を持ってするものと、天理によりて広く教えて勝つものと、二つの大別あり。予はこの天理によりて戦うものにて、斃(たお)れてもやまざるはわが道なり。
25.
生理的に合わない相手には、まず共通点を探して話をすることだ。共通点があると相手の態度はコロッと変わり、人間関係があっさり好転することもある。
26.
充実した人生を送る秘訣は、他の事をする時間が全くなくなってしまうくらい熱中できるものを見つけて、それにひたすら打ち込むことである。
27.
自分の情熱を本当に注ぐことができる仕事を興し、それが顧客に大きな価値を提供できるものならば、成功への道は開かれている。
28.
たとえば人間の身体について──、目だけ、鼻だけ、指一本だけで、単独に存在することはできませんね、全体の関係の中で、お互いに関係し合って、生かし、生かされているわけです。それが縁起。つまり持ちつ持た……
29.
(私は)素朴な人情は知性的にハッキリ処理することが大切だと考える。人情や愛情は小出しにすべきものじゃない。全我的なもので、そのモノと共に全我を賭けるものでなければならぬ。
30.
あなたとは、あなたが考えるところのものなのです。あなたは自分がそうありたいと信じるところのものです。
31.
あらゆる宗教の本体は、何のために私は生きるか、自己を取り巻く無限無窮の世界に対する私の関係はどのようなものであるか、という疑問に対する解答の中にのみ存する。
32.
私たちはほとけの慈悲に馴れて、ほとけを弄(もてあそ)んではならない。みずからの弱い貧しさをかえりみると同時に、めぐまれた救いのよろこびを味わう。弱き者こそ強くありたい。
33.
いつ見ても二羽で来てをり四十雀
34.
発明発見の発想原点は自分の勘だ。その勘を信じ証明する。それが科学者というものだ。
35.
目的地がない限り、成功はあり得ません。
36.
子供らに雪ふれ妻に春来たれ
37.
もちろん未来に向かって歩いて行くんだけど、歩いてく過程、歩いてる今の方が大事なんじゃないかと思い始めて。以前は、未来、未来って言い過ぎて、目の前にあるものに気づけてなかった。そんな未来には何の意味……
38.
風鈴や浅きねむりの明けそめて
39.
心まで着ぶくれをるが厭(いと)はるる
40.
犬は鼻先に水が届くと、泳ぎが達者になる。
41.
みちのくの凍ての割目が死の戸口
42.
優という字は人偏に憂うると書く。人の淋しさ、侘しさ、つらさに敏感になること。これが優しさということであり、また人間として一番優れていることではないかしら。
43.
「私は正しい」 争いの根はここにある ──こう主張する人が、「私のこの主張は正しい」と思っていると、またそれが、争いの根となる。こうして、争いの根は永遠になくならない。
44.
日本ではずっと、作品になったポエムと詩情としてのポエジーがあって、ポエジーは必ずしも言葉ではないから、言葉にするのがむずかしい。それは日常の隙間にも広告にも音楽にも潜んでいて、ポエジーのご……
45.
最高か最速
46.
今の日本の社会は、みんな見えない制服を着て、見えない枠の中に自分から閉じこもり、人と同じことをやることにきゅうきゅうとしているように見える。いや、昔だってそうだ。あたしもそこでもがいていた。生きに……
47.
山かげのしたしくなりし菫(すみれ)かな
48.
謎は解いてはいけないし、解けるものは謎ではない。
49.
たんぽぽや日はいつまでも大空に
50.
自由は金でしか守れない。
51.
今の若い人たちは、なんにも知らぬ振りをして子供っぽい口をきいて私たちを笑わせながら、実は、どうして、ちゃっかり俗な打算をしているのだから、いやになります。ほんとうに、抜け目がなくて、ずるいんだから。
52.
野暮な者ほど華奢で繊細なものにあこがれる傾きがある。
53.
木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ
54.
もし神が人間の祈りをそのまま聴き届けていたならば、人間はすべて、とっくの昔に亡びていたであろう、というのは、人間はたえず、たがいに、多くのむごいことを神に祈ってきているから。
55.
戦争のエネルギーは現金(げんなま)だ。
56.
好きな人とどう時間を過ごしたか、どれだけ素敵な時間だったのか、それが人間には一番大切なのよ。
57.
わたしは孤独が好きです、でも他人には愛を感じていますし、好きな人にはとても興味を持っています。ですから、人生の小さなドラマに対して、自分を嘲弄して、ユーモアをたっぷり持つことが必要だと思うのです。……
58.
僕は倫理から下降する。そしてゆきつくところはない。
59.
声を大きくするのは、人の注意を惹く為である。併(しか)し言うことが人の注意を惹く性質のものであるならば、声が向うの耳に届くだけで、後は言葉の内容が聞いているものの精神に働く。
60.
ある行いをした後で、悩まされ、眼に涙をためて泣き叫ぶ。そのような報いを受ける行為は、してはならない。
61.
「神や潜在意識に祈れば、何でも実現する。実現しないとしたら、それは祈りが足りないか、祈り方が悪いか、それ以前に神や潜在意識や祈りの力を信じていないからだ」という論理は、あまりにも都合が良すぎる。
62.
人間はだいたい、無理をしたいんです。というのは、欲望というものがあるから。誰でもみな、金持ちになりたいし、大臣になりたいし、権力の座につきたい。そこなんですよ。無理をして失敗するんです。欲張って失……
63.
点の目の白魚(しらうお)に任す旅愁かな
64.
だれも他人の死の重さをはかることは出来ないのだ。
65.
私は、犬については自信がある。いつの日か、かならず喰(く)いつかれるであろうという自信である。私は、きっと噛(か)まれるにちがいない。自信があるのである。よくぞ、きょうまで喰いつかれもせず無事に過……
66.
木枯山(こがれやま)枯木を折れば骨の匂ひ
67.
円(まど)かなる月の単純愛すかな
68.
お化粧は、自分を大事にする作業である。個人の〈美しき秘めごと〉である。
69.
心の苦しみは、肉体の苦痛よりも重い。(ver.0)
70.
相互フォローでつなぎとめてるフォロワーは、真のフォロワーとは呼べない。何百人、何千人、いや何万人いようが、自慢にもならない。
71.
当り前が拝める 当り前が 当り前でなかったと 当り前が拝めるとき どうにも始末のつかん わが身から ひまもらえる
72.
モードは、本質からして集団的な現象で、社会学者がよろこんで対象にする現象なのだ。個人と集団の完璧な弁証法がそこにあるからである。そのうえモードは現在誰もがかかわる事柄になっている。
73.
成長とは、能力を修得するだけでなく、人間として大きくなることである。
74.
人間は誰しも未完成のまま終わるものですが、いつも前のほうを見て、倒れるときも前のほうに倒れるというのが、理想ですね。やっぱり、生きてみるべきです。長く生きてみないとわからないこともたくさんあ……
75.
規則はこれやあれやに仕えるために作られている。
76.
ぬぎすてし人の温(ぬく)みや花衣(はなごろも)
77.
ほんまに人生で大切なんはなあ、仲のええ人間とめぐりあう、いうことだけなんやで。
78.
可能性はどこにあるんだ? それは君の目で見て耳で聞いたものの中にしかないはずだ。
79.
瞬間でもない、永劫でもない、過去でもない、一日がひとの人生をきざむもっとも大切な時の単位だ。
80.
おとなしく人混みあへる初電車
81.
木葉髪(このはがみ)馬鹿は死ななきや直らねえ
82.
太陽を仰ぎては蝌蚪(かと)死にゆけり
83.
派手と知りつゝもセーター赤が好き
84.
経営者は、自分の商売から、業界、産業界、さらには、社会、政治、国家、世界まで広げて、一連の責任を自覚することが要望されている。
85.
(句が)面白くなつたのはいいが、言葉が先走つてはいけない。心が優遊せずに言葉だけが優遊してはいけないといふことだ。
86.
とめどなし野生の月が木をはなれ
87.
欠点のない友人を見つけようとしても、決して見つからない。
88.
どんなものでも、一番大事なところは表面に出ないものです
89.
いかなる事業であっても、焦点を絞らなければならない。多角化が成功するのも、情報があるときだけである。
90.
仕事を陰で支えるスタッフを厚く遇するのは、人道的であるばかりでなく、経済効率の面でも理にかなっている。「自分はチームの一員であり、一人前の扱いを受けている」と思うスタッフは、そうでない人より、当然……
91.
たとえ失意の時があっても、自分の隠れた力を信じ、積極果敢に行動することだ。
92.
現在も永久にも、自分がやましい気持ちを感じないというものこそ、本心良心のあらわれ。自分の言葉や行いは常に本心良心そのままという気持ちを心がけの第一とされたい。
93.
お金は知人は与えるが、友人は与えない。
94.
現在の採用システムでは、人間の成長過程から20歳くらいの時期だけを切り取って、人材を評価している。「遅咲き」の人はチャンスを与えられないのに、「早枯れ」の人には企業のリソースが注がれることに……
95.
「ゆたかさ」の過剰も「善意」の過剰もまた、生きものを殺しうる。
96.
自己顕示 自己嫌悪 わたしの こころの うらおもて
97.
人は物語でつながる。
98.
(経営者の資質とは)一言で言えば先見性ということだが、これは努力や勉強で身につくというようなものではない。その人の持って生まれた資質、言ってみれば動物的なカンの様なものである。
99.
結果を出している人の仕事のやり方は絶対にマネすべきだ。
100.
あなたは「イエス」または「ノー」と言う能力を持っています。真理に対して「イエス」と言い、真理にふさわしくないすべてのものを拒否しなさい。もし、あなたの心が選択できないならば、あなたは独立した個人に……
101.
大学を出ていなくても、正しい文法で話せなくても、人のために何かをすることができます。ただ、やさしい気持ちがあればいいのです。愛の心があればいいのです。
102.
生と死はひとつ 死があるから生命(いのち)が輝く 限りある人生だから いきいきと生きる 死ぬときがきたとき いきいきと生きたのだから いきいきと死ねればどんなに良いか そんなことを思いながら今……
103.
善人に交われば、その善を見ならい、善言を聞き、わが誤りを聞きて益多し。悪友に交われば、はやく悪に移りやすし。必ず友を選びて、かりそめにも悪友に交わるべからず。
104.
尊いものは 遺産ではなくて そのために流された 先人の汗である
105.
人はいつも恋をしていなければならない。それが結婚してはならない理由である。
106.
無知がデマを作り出す、デマが無知を追い込む。
107.
自主的にせよ強制的にせよ、あらゆる搾取は搾取される側の協力に基づいている。
108.
人生は 意志が先 意味は後、ぼくが創っていく。
109.
金は君に食物を持ってきてくれるが、食欲はもたらさない。
110.
われわれは透明人間にはなれないにしても、いきている誰彼の目を盗んで何かをすることはできる。しかし、死者の目を逃れることは可能であろうか。このように考えると、死者の目によって定位されることの重……
111.
ファンを圧倒し、選手を圧倒し、圧倒的な結果を残す。
112.
白鳥(しらとり)は哀しからずや空の青 海のあをにも染まずただよふ
113.
しつけの目的は、自分で自分を支配する人間をつくること。
114.
高く心を悟りて俗に帰るべし。
115.
生きていれば悩み落ち込む時は必ず訪れます。だけどそれはあなたが弱いからではありません。問題に対処するノウハウを知らない、ただ世間知らずなだけ。
116.
ユーモアは戦争避ける素(もと)の素
117.
私にとって、三回の9ヶ月間、お腹の中に赤ちゃんがいた時期が、一番幸せな時でした。誰も私の代わりにはなれない、あの妊娠期間だけが、私が本当の自信を持てた時期でした。自分がどうやって生きていけ……
118.
月隠す術(すべ)なき屋根となりにけり
119.
男と女のあいだにも物理学の法則は関与している。
120.
ピンチでも、努力・工夫で、チャンスに変わる。チャンスでも、気と手を抜けば、ピンチに変わる。決して諦めず、努力・工夫し続けることが大事。決して油断せず、緊張感を持ち続けることが大事。
121.
楽しくない仕事をしているのは、若い頃に抱いていた夢を諦めてしまったからではありませんか?
122.
人は大切な何かを守りたいと思った時に、本当に強くなれるものなんです。
123.
「死ぬ気でやる」は、他人に言われてやる態度ではなく、自分が自然に思いついて、なおかつ覚悟してやる態度である。他人に強制するものでも、強制されるものでもない。
124.
何かを測るのは易しい。難しいのは、自分が何を測っているかを正確に知ることだ。
125.
人間というものは、もともとシステムとか抽象的結論にはたいへん弱いもので、自分の論理を正当化するためなら、故意に真実をゆがめて、見ざる、聞かざるをきめこむことも辞さないものなのだ。
126.
ひとがひとの能力を試みるなんてことは、君、容易ならぬ無礼だからね
127.
すべての人は、限られた世界に対して、自らの限られた視野からの見方しかできない。
128.
長い旅をリュックサックを背負って会いに来て下さったお母さんを見、何か言うと涙が出そうで、遂(つい)、わざわざ来なくても良かったのに等と口では反対のことを言って了(しま)ったりして申し訳ありませんで……
129.
練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ。
130.
振り返ってみると、ずっと苦手なところ、自分の短所だと思っているところから、運が開けてきたんだよ。
131.
苦悩にしても快楽にしても、ともかくほとばしり出るものを裡に蔵する人々は、かならず相手方の中に自己と同程度の理解力を予想してしまうものである。
132.
作為的に堰(せ)きとめ、食い止めなければならぬことが人生にはある。そうしなければ、とめどなく、水を指ですくうように洩れ出てしまうことが、人生にはある。
133.
香をきくように、恋心も互いにきくということによって、純粋な気持ちが生まれるものである。
134.
弁論術は事柄そのものがどのようになっているかについては何一つ知る必要がなく、知識のない者たちのあいだで、知識のある者たちよりも知識があるように見えるようにさせる何らかの説得の手立てさえ見……
135.
勇気を持って、自分の人生を生きようとする人には、たくさんのご褒美が用意されています。その多くは、不安や恐れ、疑いの陰に隠れて、あなたを驚かせようと待っているのです。
136.
(天才は)この世にただ一つしかない最上無比の手段を見出すまでは、いつまでもいつまでも練りに練って考えるのだ。決して多くの人々のように、「まあこのくらいのところで」などと言って、中途で考えを切り上げ……
137.
一足飛びにリーダーになって成功した例は聞いたことがない。何事にも段階はある。省いてはダメ。
138.
映画やテレビドラマなどの主人公はたいてい美男美女であり、性格もいい。子供の頃から、そうした場面を多く見ているうちに、「美人やハンサム=性格もいい」といった先入観を持ってしまう。
139.
世界に平和をもたらすのに、爆弾や銃は必要ではありません。ただ、愛と憐れみの心があればいいのです。
140.
やりたいと思ったときが旬なのであり、先延ばしする理由はないのだ。今楽しいと思っていることが年を取ってからも楽しいとは限らない。
141.
自分を支えてくれるのは自分しかいないと思ってるもんですから、何とかして自分を支えて楽しく生きたい。結婚なんかもしましたけど、何の役にも立ちゃしません(笑)。
142.
逢いたいという恥ずかしき言葉若葉
143.
好きなことをやるためには没頭する時間が必要だろ。
144.
自分がおもしろいと思ったものを読むのが一番だ。「これっきゃない」と叫んでもいい。
145.
優秀な人材なんて、簡単に見抜いて採ったりできないよ。“優秀な人材を採れ”と言われても、採用担当はオロオロしてるだけさ。
146.
全然休みをとらない私なんか、外国では変な目で見られますけど、一生懸命に働くこと……「働きバチ」を恥じる必要ありますか。本音で、働くことはやっぱり美徳だと思いますけど。
147.
この世のことは、この世で解決できるもんだよ。
148.
当たり前と言えば当たり前のことだが、コストが大きいから赤字になる。それなら、コストを圧縮すればいいだけのことだ。
149.
私は変ではない。ノーマルではないだけだ。
150.
人間は時として、苦しみを猛烈に熱愛することもある。これは事実だ。わざわざ世界史を調べてみるまでもない。自分も人間であり、多少なりとも生きた経験があるのなら、自分自身に問うてみればよい。
151.
決意をすると、目的を達成するために1つでも多くの問題を少しでも早く見つけ出して対処していきたくなる。
152.
満足は自然の与える富である。
153.
タフなことをやってのみ、タフになれる。
154.
劇場とは、見えるものに出会い、それを通じて、見えるものの中に何があるかを感じることができる場所だ。
155.
人間には、はじめから理想なんて、ないんだ。あってもそれは、日常生活に即した理想だ。生活を離れた理想は、――ああ、それは、十字架へ行く路(みち)なんだ。そうして、それは神の子の路である。
156.
夜店の金魚すくはるゝときのかゞやき
157.
社会と馴れ合いにならぬ事、自分に又、忠実であること。これが「青春」の貴さであろう。それは決して年齢の問題ではない。
158.
ひとつの忠告が役立つと、人間は嬉しくなってそれを普遍的真理のように思いがちである。
159.
不幸は数えない。死んだ人間に必要なのは、よい思い出だけだ。
160.
とかく過去の歴史はノスタルジーで美化されがちですが、美化された幻想の過去をモデルに未来を決めるのは、デタラメな設計図をもとに高層ビルを建てるくらいに危険な行為です。
161.
いいかい、この俺たちの日本ていう国はダメになったんだぜ。世の中が悪くなっているんだ。全部お前のせいなんだよ。
162.
人生の勝者は、自らへの強い積極的な動機づけを培ってきた人たちだ。彼らは、自ら定めたゴールとか、自分の果たしたい役割に向けて邁進する能力を持ち、めったに気が散るということがない。落胆したり、間違えた……
163.
年忘れ過去は断片なるとき美
164.
てれくさくて(愛の言葉を)言えないというのは、つまりは自分を大事にしているからだ。怒濤へ飛び込むのが、こわいのだ。
165.
負けの味というのは一生忘れないですよ。勝った記憶なんてすぐ忘れちゃうけどね。
166.
生を愛する人は、その反対である死にも惹(ひ)かれます。
167.
安らかな秩序というものはあたりまえにあるものではなく、たえず手入れや手当てをしていないともたない。身体のみならず、家族でも組織でも、人が組み立てたものは知らぬまに弛み、蝕まれる。それを見……
168.
主(あるじ)たる者ひそかに諫(いさ)めて公(おおやけ)にほめよ。
169.
人生で最悪の選択とは「あきらめの早い人間になる」ことです。
170.
しなければならない仕事には、楽しい要素が必ずあるものです。
171.
勘違いしてはいけないのは、「学校に来る」こと自体は、社会の中でよりよく生きていけるようにするための一つの「手段」にすぎないということです。
172.
落ち着いた態度ほど魅力的に見えるものはない──それは自分に対しても世間に対しても、心安らかであるということだ。
173.
経営者というものは、平時にあっては後方で采配を振るっていればよい。しかし、非常時には、みずから難局にあたって率先垂範するべきである。
174.
「老」は 失われていく過程のことではあるけれども 得させてもらう過程でもある
175.
みんなが譲らなければ争いになり、みんなが譲り合えば和が生まれる。ただ、和を願うあまりそれぞれが言いたいことも言わず、充分に論議を尽くさずに譲り合うと、先行きに問題が生じる。地雷原のような和で、一人……
176.
善人と 言われて仮面 外せない
177.
おしゃれは足もとから。
178.
鶺鴒(せきれい)や罪なき石を叩きおり
179.
重箱の隅をつつくかのように、漢字を教えるときに枝葉の問題にばかりこだわって教えた反作用として、「漢字は難しいから大嫌いだ」と感じる子どもが増えることだけは、絶対に避けていただきたいものです。
180.
胡桃(くるみ)割る胡桃の中に使はぬ部屋
181.
過ぎ去り、取り返しのつかないものを嘆いても仕方ない。
182.
一度だけの妻の世終る露の中
183.
(どういうやり方をすれば目標に行き着けるかを知るには)目標を遠くからよく見ることが必要であり、このことを我々に教えるのは直観である。
184.
道を選ぶということは、必ずしも歩きやすい安全な道を選ぶってことじゃないんだぞ。
185.
子供たちの人生や精神状態は、仲の悪い親たちの雰囲気で毒され、(その結果、子供たちは)神経の病気になったり、怠惰になったり、時には犯罪に追いやられることもあります。
186.
心の準備さえできているならば、万事が準備完了だ。
187.
英語における最も美しい2つの言葉は、“Check Enclosed”(小切手在中)。
188.
からだの言うことに耳を傾けたら、ぼくらはもっと健康になるよ。
189.
享楽の行為は私の認めるところでは、他のあらゆる情熱を従属させる情熱である。しかしそれはまた、他のあらゆる情熱と同時に結合する。
190.
いかにして人の知恵をうまく統合して使うか、上に立つ者の要訣は、これに尽きるようである。
191.
見よ、ごく小さな火でも、非常に大きな森を燃やすではないか。