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[ 名言 ]
その(=暑さ寒さの)感覚と同時に経験したいろいろの出来事の記憶の印銘される濃度が、その時の暑さ寒さの刺戟(しげき)によって、強調される。
そうしてその出来事を想いだす時にはその暑寒の感覚はもう単なる概念的の抜殻(ぬけがら)になってしまっている。

[ 出典 ]
寺田寅彦[てらだ・とらひこ]
(明治〜昭和の物理学者・随筆家・俳人、1878〜1935)
『科学歳時記』

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[ 補足 ]
※「(=暑さ寒さの)」は七瀬音弥による補足

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〈原文全文〉
喉元過ぎれば暑さを忘れるという。
実際我々には暑さ寒さの感覚そのものの記憶は薄弱であるように見える。
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ただその感覚と同時に経験したいろいろの出来事の記憶の印銘される濃度が、その時の暑さ寒さの刺戟(しげき)によって、強調されるのではないかという気がする。
そうしてその出来事を想いだす時にはその暑寒の感覚はもう単なる概念的の抜殻(ぬけがら)になってしまっているようである。
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