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[ 名言 ]
敵国外患無き者は国恒(つね)に亡(ほろ)ぶ。

[ 出典 ]
孟子
[もうし、孟軻(もうか)]
(中国戦国時代の儒学者、性善説提唱者、前372〜289)
『孟子』

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[ 意味 ]
競争する国(ライバル視する国)や、すぐにでも侵略してきそうな敵国がないと、国家元首も国民も警戒心を緩めてしまい、無防備になったところを突かれて、戦争を仕掛けられたあげく、侵略されて、結局は滅亡に至る。
個人についてもまったく同じことが言える。
競争相手(ライバル)や自分に敵対する人間がいないと、気持ちが緩んで、向上の努力を怠り遊び呆けてしまい、結局身を滅ぼすことになる。

[ 補足 ]
※外患(がいかん)=外部からこうむる心配事。
外国との紛争・衝突など面倒な事件。

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