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[ 名言 ]
李下に冠を正さず。

[ 出典 ]
「君子行(くんしこう)」
(中国・漢時代の民謡)
※古楽府=中国古典詩の一形式
※『文選(もんぜん)』に収載

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[ 別表現/別訳 ]
(読み)
りかにかんむりをたださず 《漢文表記》瓜田不納履、李下不正冠

[ 意味 ]
人から疑いをかけられるような行いは避けるべきであるということのたとえ。

※スモモの木の下で冠をかぶりなおそうとして手を上げると、実を盗むのかと疑われるから、そこでは直すべきではないという意より。
(大辞泉)

[ 補足 ]
《解説》古楽府(こがふ)=中国古典詩の一形式。
唐代に白居易らによって作られた新楽府に対して、六朝時代以前に作られた古い楽府。
主に、作者不詳の前漢〜六朝期のものをさす。

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『文選』の名言

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[ 全文・続き ]
〈全文〉
瓜田(かでん)に履(くつ)を納(い)れず、李下(りか)に冠(かんむり)を正さず。

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