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今日の
精神に関する名言
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11月24日
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1.
農村の美徳は耐乏、忍苦の精神だという。
乏(とぼ)しきに耐える精神などがなんで美徳であるものか。
(
坂口安吾
)
2.
私たちが任意の詩集をポケットに入れて持ち歩き、
例えば涼しいプラタナスの木蔭で、
例えば雑沓(ざっとう)する停車場のベンチで、
任意の頁を開いて一篇の詩を読むとすれば、
これまた精神の一つの贅沢でなくて何だろうか。
(
福永武彦
)
3.
先の見通しを持つということは、
すでにあった事実の中から、
ある一つの方向をもった流れを見つけ出すということである。
その操作は事実についての情報を集めることだけでは完結しない。
事実の集積に対する精神の側からの積極的な働きかけを必要とする。
(
加藤周一
)
4.
日本に必要なのは、
日本独自の産業である。
日本人の精神構造にふさわしい、
自然と共存する考え方を技術にして、
輸出できる産業を興(おこ)すベきである。
( 林原健 )
5.
何でも話せる友人が一人いるかいないかが、
実際上、精神病発病時においてその人の予後を決定するといってよいくらいだ。
(
中井久夫
)
6.
独白や口承を文字化することによって、
人は自分を相対化し、
自分以外の人生を生きる他者や世界を発見し、
人たることの深遠な意味に到達する。
同時にそれは自分の経験を理論化し、
精神的な共有財産にも変えさせる。
(
色川大吉
)
7.
損得という利害の打算が生活の根柢で、
より高い精神への渇望、
自我の内省と他の発見は
農村の精神に見出すことができない。
(
坂口安吾
)
8.
生の始まりは化学反応にすぎず、
魂は存在せず、
精神は神経細胞の火花にすぎず、
人間の存在はただの記憶情報の影にすぎず、
神のいない無慈悲な世界でたった一人生きねばならぬとしても…
なお…なお我は意志の名の元に命ずる。
「生きよ」と!
( 漫画『銃夢』 )
9.
市の本体とは市民の精神であります。
(
原富太郎
)
10.
肉体的な苦痛にせよ、
精神的な苦悩にせよ、
苦しみは快楽にくらべて長く感じられるという。
烈しい苦しみにさいなまれているひとには、
時間は長い拷問のようにみえ、
一刻も早く苦しみが終わってくれることを願う。
(
神谷美恵子
)
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