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今日の
音の名言
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9月13日
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1.
おろかなる犬吠えてをり除夜の鐘
(
山口青邨
)
2.
朝寝せり幼き跫音(あしおと)階鳴らし
(
堀口星眠
)
3.
一人寝は銀河の瀬音思うべし
(
折笠美秋
)
4.
水音(みずおと)は草の底より蛇苺
(
ふけとしこ
)
5.
日盛り(ひざかり)に蝶のふれ合ふ音すなり
(
松瀬青々
)
6.
大寒やポストの音に深さあり
(
大竹照子
)
7.
年の夜やもの枯れやまぬ風の音
(
渡辺水巴
)
8.
孤島の波打際(なみうちぎわ)に、美しい人魚があつまり、うっとりとその笛の音に耳を傾けている。
もし彼女が、ひとめその笛の音の主の姿を見たならば、(その醜さに)きゃっと叫んで悶絶(もんぜつ)するに違いない。
芸術家はそれゆえ、自分のからだをひた隠しに隠して、ただその笛の音だけを吹き送る。
ここに芸術家の悲惨な孤独の宿命もあるのだし、芸術の身を切られるような真の美しさ、気高さ、えい何と言ったらいいのか、つまり芸術さ、そいつが在るのだ。
(
太宰治
)
9.
わがやどのいささ群竹(むらたけ)吹く風の
音のかそけきこの夕(ゆふべ)かも
(
大伴家持
)
(
【『万葉集』
)
10.
むかしの花火つくりの名人は、打ちあげられて、玉が空中でぽんと割れる、あの音に最も苦心を払った。
花火は聞くもの。
(
太宰治
)
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