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今日の
音の名言
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10月14日
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1.
僕のまわりにある
無数の雑音、無数の物象、
めまぐるしく、めまぐるしく、
動きまわるものたち、
それらは静かに、
それらは素直に、
無限のかなたで、
ひびきあい、結びつき、流れてゆくことを気づかないで、
いつもいつも流れてゆく。
(
原民喜
)
2.
短詩型文学は、散文を読むように読んではいけないのである。
そもそも「よむ」こと自体が詩となじまぬ。
朗唱、朗詠すべきであろう。
声にして、音にして、その響きが意識のほの暗い所をゆさぶる。
いわば心で読む。
舌頭(ぜっとう)に千転させて、おのずから生じるものを心で受けとめる。
そういうものでなくてはならない。
(
外山滋比古
)
3.
空の奥まで落葉踏む音響く
(
金子敦
)
4.
音痴とは何かというと、
音の高さは違っていても、
同じ曲だと信じて歌える能力です。
それは人間しかもたない能力なのです。
(
養老孟司
)
5.
枯るるとは縮むこと音たつること
(
大木あまり
)
6.
夜の中を歩み通すときに
助けになるものは、
橋でも翼でもなくて、
友の足音だ。
(
ヴァルター・ベンヤミン
)
7.
足りないものは
音を立てるが
満ち足りたものは
全く静かである
(
ブッダ[シャカ]
)
8.
かちやかちやとかなしかりけり蜆汁(しじみじる)
(
山口青邨
)
9.
大寒やポストの音に深さあり
(
大竹照子
)
10.
呼吸(いき)すれば、
胸の中(うち)にて鳴る音あり。
凩(こがらし)よりもさびしきその音(おと)!
(
石川啄木
)
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