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今日の
音の名言
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6月13日
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1.
孤島の波打際(なみうちぎわ)に、美しい人魚があつまり、うっとりとその笛の音に耳を傾けている。
もし彼女が、ひとめその笛の音の主の姿を見たならば、(その醜さに)きゃっと叫んで悶絶(もんぜつ)するに違いない。
芸術家はそれゆえ、自分のからだをひた隠しに隠して、ただその笛の音だけを吹き送る。
ここに芸術家の悲惨な孤独の宿命もあるのだし、芸術の身を切られるような真の美しさ、気高さ、えい何と言ったらいいのか、つまり芸術さ、そいつが在るのだ。
(
太宰治
)
(
Dazai Osamu
)
2.
リズムは音なしには存在しないし、
音はリズムなしに存在しない。
それらは独立した存在であるが、
同じ時間と空間に存在する。
(
ハズラト・イナーヤト・ハーン
)
(
Hazrat Inayat Khan
)
3.
もし春が一年に一度でなく、
百年に一度訪れるならば、
音もなく忍び寄るのでなく、
大地震のような、
天地を揺るがす音とともに訪れるならば、
人々の心の中に
この奇跡的変化を目にすることが、
どれほど脅威と期待を植えつけることだろう。
(
ロングフェロー
)
(
Longfellow
)
4.
波音は岸に集まり秋の風
( 稲田秋央 )
5.
本を閉じて、目を瞑(つむ)る。
おやすみなさい。すると、
暗闇が音のない音楽のようにやってくる。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
6.
音の無き午後鶏頭の輝やけり
(
三井孝子
)
(
Mitsui Takako
)
7.
怒濤よりほかに音なし秋時雨
(
中村汀女
)
(
Nakamura Teijo
)
8.
音は、終局的に
静寂には克(か)つことができない。
(
芥川也寸志
)
(
Akutagawa Yasushi
)
9.
毛糸編む音といふものわすれをり
(
岩田ふみ子
)
(
Iwata Fumiko
)
10.
からからと鍋に蜆(しじみ)をうつしけり
(
松根東洋城
)
(
Matsune Touyoujou
)
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