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今日の
長田弘の名言
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12月31日
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1.
当事者というのは、全身麻酔を受けている手術患者と同じで、自分が一番何も知らない。
当事者に聞けば全部がわかるということは違うんじゃないか。
(
長田弘
)
2.
日常の言葉には、
辞書にはけっして見つけられない、
とても大事な意味がたくさんあります。
(
長田弘
)
3.
言葉で自分をどうゆたかにできるか、ではなく、自分は言葉をどうゆたかにできるか、なのです。
(
長田弘
)
4.
自由に必要なものは、ただ誠実だけだ
(
長田弘
)
5.
たがいの人間関係がすべてであるような毎日を前にすると、風景はそうした毎日の背景のようでしかなくなりがちです。
(
長田弘
)
6.
ひとのいちばん大事なものは正しさではない。
(
長田弘
)
7.
アップライトという古いピアノは、立派なグランドピアノにない、自分たちの生きてきた証しとしてのなつかしさを持ったピアノなんです。
(
長田弘
)
8.
歌というものは、もともとがまったくの手仕事なのだ。
(
長田弘
)
9.
めぐりくる季節は何をも裏切らない。
何をも裏切らないのが、希望の本質だ。
めぐりゆく季節が、わたし(たち)の希望だ。
(
長田弘
)
10.
毎日、青空の下で、
おもいきり精神を働かすのだ。
(
長田弘
)
11.
新しい言葉を覚えるまでには、新しい言葉が自分の中に育つ時間が必要です。
自分にとって必要な言葉が自分の中に生まれ育ってくるまでにくぐらなければならないのは、柔らかな「闇」です。
(
長田弘
)
12.
おやすみなさい悲しみを知る人
(
長田弘
)
13.
わたしたちは、何をすべきか、でなく
何をすべきでないか、考えるべきだ。
(
長田弘
)
14.
いまためされているのは、
何をなすべきかでなく、
何をなすべきでないかを言い得る、
言葉の力です。
(
長田弘
)
15.
急いではいけない
ぬかみそを漬けるとわかる
毎日がゆっくりとちがってみえる
手がはっきりとみえる
(
長田弘
)
16.
じぶんの人生は
じぶんできちんとつかわねばならない。
(
長田弘
)
17.
言い切る、言い切れることは。
思い切る、思い切れるものは。
使い切る、使えることばは。
とことん無くし切る、無くせるものは。
それでもなお、その後に
のこってゆく、ごく僅(わず)かなもの。
はっきりと感じている。けれども、
はっきりと表すことのできないもの。
きっと、無言でしか表せない、
とても微(かす)かなもの。
冬の木漏れ日のような、
ある種の静けさのようなもの。
もしも、魂というものがあるなら、
その、何もないくらい、小さなものが
そうなんじゃないか。
(
長田弘
)
18.
言葉のゆたかさというのは、たくさんの言いまわしをあれこれ揃えることではありません。
美辞麗句は言葉のゆたかさを意味しないのです。
むしろ限られた言葉にどれだけ自分をゆたかに込められるかが、言葉にとっては重要なのです。
(
長田弘
)
19.
読点や句点は、言葉で読むことができない。
したがって、言葉というものは、言葉で表現されているものが全てではない。
表現されていないものがここにあるということを語るのも言葉だ。
(
長田弘
)
20.
歩くことがたのしい生きかたをこれからはつくってゆかなければならない。
──いまは、どうか。
生き生きと「歩く」リズムをもった歩く人の街は、どこにあるか。
(
長田弘
)
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