名言ナビ
→ トップページ
今日の
長田弘の名言
☆
12月23日
☆
→ 日別名言メニュー
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
あなたにとって
「わたしたち」というのは、
誰ですか。
(
長田弘
)
2.
立ちどまる。
足をとめると、
聴こえてくる声がある。
空の色のような声がある。
木のことば、水のことば、
雲のことばが聴こえますか?
石のことば、雨のことば、
草のことばを話せますか?
(
長田弘
)
3.
口は黙っていても、
手の動きはそれを裏切るだろう。
言葉じゃない。はじめに手と足。
二本の手と二本の足にまなべ。
足が歩いたところを、
頭はかんがえなければならない。
(
長田弘
)
4.
哀れなドン・キホーテは、敗れて死んだ。
だが、絶望とたたかう魂を、彼は遺したのだ。
諸君には、ドン・キホーテの笑いが、
神の笑いが聞こえないだろうか?
(
長田弘
)
5.
名詞は、てんから意味を決めこむ。
けれども動詞は、できあがった意味をもたない。
しっかり動詞を生きなければ、動詞に意味は生まれてこない。
(
長田弘
)
6.
人ひとりいない風景は、
息をのむようにうつくしい。
(
長田弘
)
7.
街歩きを楽しむには、目をきれいにし、耳をきれいにし、心もきれいにしなければ、何にもならない。
(
長田弘
)
8.
二十世紀後半の世界に生じたのは、宣戦布告もなく、終戦すらない、いつ始まって終わったかも不明な「紛争」です。
(
長田弘
)
9.
日々に必要なものがあれば、
ほかに何もないほうがいいのだ。
(
長田弘
)
10.
一人前になるとは
不正に反対することをみずから宣言できるようになること。
(
長田弘
)
11.
本でないものはない。
世界というのは開かれた本で、
その本は見えない言葉で書かれている。
(
長田弘
)
12.
じぶんの生きた時代をひとはもう一つの故郷としてもっている。
(
長田弘
)
13.
物語をどう終わらせるか。
どんな物語も、それが問題だ。
(
長田弘
)
14.
十二月にはいったら、することは一つです。
静かな一人の時間をつくること。
(
長田弘
)
15.
いちばんつまらない人間だって
結構、偉大なものさ──
そいつを愛するのにも、人間の
一生じゃとても短すぎる──
(
長田弘
)
16.
山とともに毎日の感情があり、
山とともに季節が一つ、また一つ移ってゆく。
子どものわたしの記憶をゆたかにしてくれたのは、
そうした風景のなかの日々だ。
(
長田弘
)
17.
海を見にゆく、大きな木の許(もと)にゆく、遠くの見えるところにゆく。
あるいは、ある場所で、ある時間に、ある酒を飲む。
ここにいない人(=死者)と語らうことができる場所というのは、それらは全部、「本」。
それも、ほかに替えることのできない「一冊の本」だと思うのです。
(
長田弘
)
18.
一人の日々を深くするものがあるなら、
それは、どれだけ少ない言葉でやってゆけるかで、
どれだけ多くの言葉でではない。
(
長田弘
)
19.
(不要なものすべて捨てると)
今日という一日がのこる。
その一日を、せめて僅(わず)かな心遺(や)りをもって、
生きられたら、それで十分なのだと思う。
(
長田弘
)
20.
いつも、黙っていた。
しかし、沈黙のなかで
いつも、雄弁だった。
(
長田弘
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ 日別名言メニュー
→ 今日の名言(テーマ別)
→ 今日の名言(星 座 別)
→ 今日の名言(血液型別)
→ 日別の名言(テーマ別)
→ 日別の名言(星 座 別)
→ 日別の名言(血液型別)
→ トップページ