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今日の
長田弘の名言
☆
8月4日
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1.
結局、良心の基準以上の、何もないのだ。
(
長田弘
)
2.
不幸は数えない。
死んだ人間に必要なのは、よい思い出だけだ。
(
長田弘
)
3.
ごらん。青空のほかに、神はない。
(
長田弘
)
4.
言葉をつかうというのは、他者とのつながりをみずからすすんで認めるということ。
(
長田弘
)
5.
日常の言葉には、
辞書にはけっして見つけられない、
とても大事な意味がたくさんあります。
(
長田弘
)
6.
聴く、という一つの動詞が、
もしかしたら、人の
人生のすべてなのではないのだろうか?
(
長田弘
)
7.
人はこの世界の主人公ではない。
自然の一部にすぎない。
(
長田弘
)
8.
チェロが一番響くのは、弦の切れる直前。
(
長田弘
)
9.
自分自身と言葉を交わすこと。
一人の人間のなかには、すべての人間がいる。
(
長田弘
)
10.
日常がすべてであるような時代の特徴は、むしろ特徴がないことです。
何が大切かが見えにくい。
坦々として、ありふれていて、何の変哲もないとしか見えない。
平穏であることをのぞまない近代の物差しで測れば、間尺(ましゃく)にあわない時代です。
(
長田弘
)
11.
タイトルを聴くだけで、その歌が自分のなかに呼び覚ます風景を思い起こす。
その歌に歌われている風景を思いだすのではなく、それぞれがそれぞれに思いだすのは、自分がその歌の向こうに見いだしてきた、自分をささえるものとしての風景です。
(
長田弘
)
12.
子どもの本の翻訳が果たしてきた役割がとても大きいのは、その国の子どもの本を読むことが、その国についての最初のリテラシーになるからです。
(
長田弘
)
13.
言葉は、その言葉をどうつたえるかによってではなく、その言葉をどう読むかによって、決まる。
(
長田弘
)
14.
しばしば、体験は言葉にはならないんだということがいわれる。
わかりっこないんだ、と。
確かにそういえるだろうし、体験がうけとりうるものは、結局のところ誤解でしかないかもしれない。
しかし、体験のほんとうの意味は、そうしたわかりっこなさ、つたわらなさ、誤解というものにどれだけ耐えられるかということからはじめてでてくる。
(
長田弘
)
15.
どれほど不完全なものにすぎなくとも、
人の感受性にとっての、大いなるものは、
すぐ目の前にある小さなもの、小さな存在だと思う。
(
長田弘
)
16.
今日、建物をつくり、市街をつくっているのは、千の窓だと思う。
建物に窓があるのではないのだ。
いまでは、窓が建物をつくり、街をつくっている。
(
長田弘
)
17.
平和というのは、平和とはこういうことなんだといおうとすると、どうしてもちがってしまうような言葉なんですね。
しかし、平和という言葉は、平和とはこういうものだということをいう言葉ではないのだ、とおもう。
わたしは、平和という言葉がよくわからない言葉であるということを、むしろ重く考えたいんです。
よく分からない言葉だから、それは繰り返し問いかけてきて、かんがえさせられる言葉なんだとおもうのです。
(
長田弘
)
18.
震災を受けた方、被害を受けた方というのは、一番何が起きているのかわからない。
東京みたいに離れたところから見ると、全体が見える。
(
長田弘
)
19.
人生には特別な一瞬がある。
あのときだったのだと、ずっと後になってから、鮮やかに思い出される一瞬がある。
その、遠く過ぎた一瞬の光景が、そこだけ切りぬかれたように、ありありとした言葉になって、じぶんのなかにもどってくる。
(
長田弘
)
20.
仮定や断定として語られるものを、
思想とよぶことはできない。
(
長田弘
)
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