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今日の
長田弘の名言
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7月31日
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1.
見る。ただそれだけだ。
花を見ることは、花たちと話すことだった。
(
長田弘
)
2.
時間はきれいな空気のようなものだ。
一時間が過ぎると、六十分が過ぎる。
ふと目をあげると、日暮れがきている。
夜になる。
(
長田弘
)
3.
石(=墓石)に最小限の文字を刻みこむように、記憶に最小限のことばを刻むことは、いまでも詩人の仕事の一つたりえているだろうか。
(
長田弘
)
4.
私たちは、宇宙の小さな物体の上に、
取るにたらない点のようなものの上に住んでいるのだから。
(
長田弘
)
5.
国境を武力で閉ざし、異なる文化、異なる国々に心を閉ざすのが戦争です。
(
長田弘
)
6.
悲しいかな、世界は不正を受けいれている。
(
長田弘
)
7.
(人生に必要なのは)
なくてはならないものではなかった。
なくていい。そう思い切ることだった。
(
長田弘
)
8.
自分自身と言葉を交わすこと。
一人の人間のなかには、すべての人間がいる。
(
長田弘
)
9.
言葉は、その言葉をどうつたえるかによってではなく、その言葉をどう読むかによって、決まる。
(
長田弘
)
10.
これが自分の椅子だ、これが自分にとっていちばんいい椅子だ、この椅子に座っていれば、たとえ本を読まなくて膝の上に本を置いて居眠りをしても楽しいという椅子にめぐりあえれば、人生の時間の感触はきっと違ってきます。
(
長田弘
)
11.
言葉は、振舞いをもつ。
言葉というのは、生き方なのだ。
言葉を失うことは、その言葉によって生きられるような生き方もまた失われる。
(
長田弘
)
12.
ニュースでもなく、話題でもなく、情報でもないもので、日々にどうしても必要なものがある。
そのときはそうと気づかない。
けれども、ずっと後になって、じぶんのなかに、ふいにくっきりとよみがえってくる一瞬の光景がある。
(
長田弘
)
13.
聴くことは、愛することである。
(
長田弘
)
14.
ゆたかさは、私有とちがう。
むしろ、けっして私有できないものだ。
私有できないゆたかなものを
われわれは、どれだけもっているか?
(
長田弘
)
15.
今ある時代にむきあえるもう一つの言葉をもつことができなければ、そのもう一つの言葉の側から今という時間を新しく読みなおしてゆくということはむずかしい。
(
長田弘
)
16.
神を知らないので、
神にむかっては祈らない。
(
長田弘
)
17.
読書というのは書を読むこと、本を読むことです。
けれども、読書に必要なのは本当は本ではありません。
読書のために必要なのが何かと言えば、それは椅子です。
(一部順序入れ替え)
(
長田弘
)
18.
確かに思想は個人的な体験をもとにして、つくりあげられてつくんだけれども、それはあくまでも他者についての想像力をバネにしてゆくことによって思想化される。
(
長田弘
)
19.
全部何もかも新しいものに取り替えれば何かができる、何かが実現されるというふうに、わたしは考えないんです。
(
長田弘
)
20.
言葉はわたしにとってどのようにも「完全」な言葉ではありえない。
むしろ不完全な言葉が不完全な人間としてのわたしを絶えず喚起するということにこそ、わたしは言葉の力をみとめたい。
(
長田弘
)
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