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今日の
長田弘の名言
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7月15日
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1.
圧倒的に、名詞の時代なのである。
なんだかんだといってゆたかとされる今日の、そのゆたかさは、おおすぎる名詞をひたすらこしらえて、使いつづけて、使い捨てているゆたかさなのだ。
(
長田弘
)
2.
「なぜ」と元気にかんがえるかわりに、「そうなっているんだ」という退屈なこたえで、どんな疑問もあっさり打ち消してしまうようになったとき。
・・・そのときだったんだ。
そのとき、きみはもう、一人の子どもじゃなくて、一人のおとなになっていたんだ。
(
長田弘
)
3.
ねこは何もいわずに語る
はげしく愛して
ゆっくり眠る
(
長田弘
)
4.
世界の真ん中で、
或る日、誰かが叫んだのである。
「孤独な者だけが悪い!」
すると、誰もが、
孤独であることを、
致命傷のように感じたのだ。
以来、わたしたちは、
生き方を誤ってきたのである。
(
長田弘
)
5.
考えることが快楽でない人は
ためらわない。すぐに性根を問題にする。
(
長田弘
)
6.
本を読もう。
もっと本を読もう。
もっともっと本を読もう。
(
長田弘
)
7.
記憶は、過去のものではない。
それは、すでに過ぎ去ったもののことでなく、むしろ過ぎ去らなかったもののことだ。
(
長田弘
)
8.
「奇跡」というのは、めったにない稀有(けう)な出来事というのとはちがうと思う。
それは、存在していないものでさえじつはすべて存在しているのだという感じ方をうながすような、心の動きの端緒(たんしょ)、いとぐちとなるもののことだと、わたしには思える。
(
長田弘
)
9.
言葉は、言葉よりもおおきな沈黙のなかにある。
(
長田弘
)
10.
読み終えて終わるのでなく、読み終えたところからはじまる、もう一つの読書がある。
そのようなもう一つの読書が、わたしには旅だった
(
長田弘
)
11.
(人生という)物事のはじまりは、いつでも瓦礫(がれき)のなかにあります。
やめたこと、やめざるをえなかったこと、やめなければならなかったこと、わすれてしまったことの、そのあとに、それでもそこに、なおのこるもののなかに。
(
長田弘
)
12.
すべて読書からはじまる。
本を読むことが、読書なのではありません。
自分の心のなかに失いたくない言葉の蓄え場所をつくりだすのが、読書です。
(
長田弘
)
13.
いつでもまっさきに見落とされるもののうちにあるのは、どんなときも平凡な真実だ。
(
長田弘
)
14.
(不要なものすべて捨てると)
今日という一日がのこる。
その一日を、せめて僅(わず)かな心遺(や)りをもって、
生きられたら、それで十分なのだと思う。
(
長田弘
)
15.
きみは愛をただ愛とだけ、
信頼をただ信頼とだけ、交換できるのだ。
(
長田弘
)
16.
この世界は、
ことばでできている。
そのことばは、
憂愁でできている。
(
長田弘
)
17.
おやすみなさい魂たち
(
長田弘
)
18.
新しい真実というものはない。
(
長田弘
)
19.
歌というものは、もともとがまったくの手仕事なのだ。
(
長田弘
)
20.
人びとが本を読まない時代に、人びとのあいだに失われるのは友人を見つける能力です。
(
長田弘
)
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