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今日の
長田弘の名言
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4月5日
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1.
時間のなかに、ふっと立ちどまって、ここにいない人(=死者)に問いかけて、自分に確かめて、ここにいない人と、語らうことができて、はじめて見えてくるものがあります。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
2.
そこに山がある。
その山を見て、そこにひとは、さまざまなものを見る。
山を見ているうちに、自分の思いを見ていることに気づくことも、きっとあります。
そうやって山を見ることができるためには、大事なのはただ一つ。
そこにその山がずっとある、ということです。
ずっとあるのが、山なのです。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
3.
人と話することは、じぶんのなかに、他人を存在させることだ。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
4.
詩は合鍵です。
合鍵なしでは開けられない扉、
閉まったままの扉を、
合鍵となる詩をつかって開ける。
すると目の前が開けて、
その向こうの世界が見えてくる。
そうした向こう側へ開かれてゆく感覚を
しばしばもたらしてきたのは訳詩です。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
5.
おおきな樹のある街の通りはうつくしい。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
6.
答えをもとめるためではなく、ここにいない人(=死者)へ問いかけるのは、そうすることで、自分をはげます。
自分がはげまされる、ということのためです。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
7.
とりもどしたいのは、日常の中で本を読むというのはこういうことなのだという、今はともすれば失われがちな実感です。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
8.
うつくしいものの話をしよう。
いつからだろう。ふと気がつくと、
うつくしいということばを、ためらわず
口にすることを、誰もしなくなった。
そしてわたしたちの会話は貧しくなった。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
9.
日常がすべてであるような時代の特徴は、むしろ特徴がないことです。
何が大切かが見えにくい。
坦々として、ありふれていて、何の変哲もないとしか見えない。
平穏であることをのぞまない近代の物差しで測れば、間尺(ましゃく)にあわない時代です。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
10.
言葉にならないということは、言語絶するということではない。
言葉にだしたら嘘になってしまうということです。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
11.
森には、何一つ、
余分なものがない。
何一つ、むだなものがない。
人生も、おなじだ。
何一つ、余分なものがない。
むだなものがない。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
12.
壁で囲むような読書のすすめ方をすると、
肝心のものを落っことしてしまいかねないのが、
子どもの本だろうと思うのです。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
13.
樹はどこへもゆかない。どんな時代も
そこにいる。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
14.
じぶんを呼びとめる小さな声が、どこからか聞こえて、しばらくその声に耳を澄ますということが、いつのころからか頻繁に生じるようになった。
(中略)そうした、いわば沈黙の声に聴き入るということが、ごくふだんのことのようになるにつれて、物言わぬものらの声を言葉にして記しておくということが、いつかわたしにとって詩を書くことにほかならなくなっているということに気づいた。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
15.
海辺というのはたぶん
私たちの日々に残されている
もっとも古い世界です。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
16.
希望をたやすく語らない。
それがその人の希望の持ち方だ。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
17.
言葉で全部言い切って、強気に言ってしまうと、それが非常に強気な表現になるというふうに考えがちですが、強い言葉を語るときは、大体もろいんです。
もろい言葉を語るのは、大体強いんです。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
18.
人生を考えて、どうなるものか。
何だろうとくそくらえ、それだけだ。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
19.
日本で公園なんかを造るとき、何々(=木や花)を一色に染めるというのが美の基準になっている。
それは違うんじゃないか。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
20.
猫はどの猫もかならず、お気に入りの場所をもっていて、その場所は季節が変わるごとに変わりますが、一度そこときめたら、どんなときもここときめた、そのお気に入りの場所に落ち着いています。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
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