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今日の
長田弘の名言
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3月18日
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1.
人は死ぬが、
よく生きた人のことばは、死なない。
(
長田弘
)
2.
海を見にゆく、大きな木の許(もと)にゆく、遠くの見えるところにゆく。
あるいは、ある場所で、ある時間に、ある酒を飲む。
ここにいない人(=死者)と語らうことができる場所というのは、それらは全部、「本」。
それも、ほかに替えることのできない「一冊の本」だと思うのです。
(
長田弘
)
3.
この世の在り方の問題をみずから率直なものにするのが孤独。
(
長田弘
)
4.
本を読むことはたやすいことのように思えますが、思うほどたやすいことではありません。
本を読むには積極的に心を働かさなければならないからです。
(
長田弘
)
5.
歩き方一つにすら、生きられた思想がある。
服はただの服なのではない。
服を着て、ひとは生きかたの表現を身に着ている。
(
長田弘
)
6.
一期一会は食卓にあり。
人生とは──
誰と食卓を共にするかということだ。
(
長田弘
)
7.
(人は)風景によって生かされているという歴史を残さないと、そういう残し方を考えていかないと、記録や映像だけでは体験というのは伝わっていかない。
(
長田弘
)
8.
古い真実は忘れない。
(
長田弘
)
9.
人をちがえるのは、ただ一つ
何をうつくしいと感じるか、だ。
(
長田弘
)
10.
(本を)上手に読むというのは、読んでよかったと、自分で自分に言える経験をするということです。
(
長田弘
)
11.
歩くことが、読むことなのだ。
街を歩く。
街を物語として読んでいる。
微笑一つ、みごとな短篇なのだ。
(
長田弘
)
12.
ありふれた三ツ葉のクローヴァーのなかに、ないかもしれない四ツ葉のクローヴァーを見つける無償の行為こそ、幸運を意味する四ツ葉のクローヴァーという言葉の情感をもたらしてきた。
葉が四つあるクローヴァーがそこにあれば、それが四ツ葉のクローヴァーなのではなかった。
(
長田弘
)
13.
おおきな樹のある街の通りはうつくしい。
(
長田弘
)
14.
いいうることをいい、それをできるだけはっきりといい、いいえぬことについてははっきりと黙る。
(
長田弘
)
15.
夕陽はマジシャンだ。
黙って、眺めているだけで、いつしか気もちの奥まで、あかあかと明るくされてゆく。
やがて、ありふれた一日が、すばらしい一日に変わる。
ありふれた出来事が、すばらしい記憶に変わるのだ。
(
長田弘
)
16.
本でないものはない。
世界というのは開かれた本で、
その本は見えない言葉で書かれている。
(
長田弘
)
17.
音楽は、
おそらくいちばん正直な芸術なのだ。
信じていい。
バッハの無伴奏チェロ・ソナタを
聴きたくないときは、
ほんとうに身体がどこか悪いのだ。
(
長田弘
)
18.
幸福は、途方もないものではない。
(
長田弘
)
19.
わたしはただ海を見に行ったのだ。
(好きだったのは)海ではなかった。
好きだったのは海を見に行くという自分のためだけの行為だ。
(
長田弘
)
20.
幼いころのことで覚えているのは、
あとになってみれば、どれも他愛ない何でもないようなことばかりだ。
ありふれたちいさなこと。
なにげない日々のしぐさ。
ふるまい。
感覚の切れっぱし。
そうした幾つかの印象の断片が、けれども、
おおきくなればなるほどにいっそう確かになり、
動かせないものになる。
(
長田弘
)
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