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今日の
長田弘の名言
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3月2日
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1.
口は黙っていても、
手の動きはそれを裏切るだろう。
言葉じゃない。はじめに手と足。
二本の手と二本の足にまなべ。
足が歩いたところを、
頭はかんがえなければならない。
(
長田弘
)
2.
人の価値観を育むもの、支えるもの、確かにするものとしての風景のなかに身をおくということ、風景のひろがりのなかでじぶんの小ささを思い知るということが、いつか見失われてしまっている。
(
長田弘
)
3.
言うことのできないおおくのものでできているのが、
実は、人の人生という小さな時代なのだと思うのです。
(
長田弘
)
4.
言葉にできない感情は、じっと抱いてゆく。
魂を温めるように。
(
長田弘
)
5.
人生に、真実なんてない。
窓から差し込む日の光と同じくらい、それは、はっきりとした事実だ。
(
長田弘
)
6.
黙ったまま、ずっと雨空をみあげていると、いつかこころのバケツに雨水が溜まってくるようだ。
むかし、ギリシアの哲人はいったっけ。
(・・・・・・魂はね、バケツ一杯の雨水によく似ているんだ・・・・・・)
(
長田弘
)
7.
言葉というものは全体的なものじゃないとわたしは考えています。
言葉というのは世界の半分なんですね。
(
長田弘
)
8.
食卓につくことは、じぶんの人生の席につくこと。
ひとがじぶんの日々にもつ人生のテーブルが、食卓だ。
(
長田弘
)
9.
悲しみは窮(きわ)まるほど明るくなる。
秋の空はそのことを教える。
(
長田弘
)
10.
幸福とはとんでもないものじゃない。
それはいつでもきみの目のまえにある。
なにげなくて、ごくありふれたもの。
誰にもみえていて誰もがみていないもの。
たとえば、
テーブルの上の胡椒入れのように。
(
長田弘
)
11.
目の前に咲きこぼれる、あざやかな
花々の名を、どれだけ知っているだろう?
何を知っているだろう? 何のたくらむところなく、
日々をうつくしくしているものらについて。
(
長田弘
)
12.
街歩きに、目的はありません。
(
長田弘
)
13.
たとえ誤りにみちていても、
世界は正解でできているのでなく、
競争でできているのでもなく、
こころを持ちこたえさせてゆくものは、
むしろ、躊躇(ちゅうちょ)や逡巡(しゅんじゅん)のなかにあるのでないか。
(
長田弘
)
14.
結局、良心の基準以上の、何もないのだ。
(
長田弘
)
15.
われわれが音楽と呼ぶのは、激しい沈黙だ。
(
長田弘
)
16.
言葉は、自分が生まれる前からずっとあって、わたしたち自身より古くて長い時間をもっています。
ですから、わたしたちは言葉のなかに生まれてくる。
(一部順序入れ替え)
(
長田弘
)
17.
静けさのなかには、ひとの
語ることのできない意味がある。
言葉をもたないものらが語る言葉がある。
独りでいることができなくてはいけない。
(
長田弘
)
18.
(本は)わからないままに読んで夢中になることだってある。
そういうところに、むしろ本の不思議な魅力はある。
(
長田弘
)
19.
何もない浜辺で、
何もしない時間を手に、
遠くから走ってくる波を眺める。
そして、何もない浜辺で、
何もしない時間を手に、
波の光がはこぶ海の声を聴く。
眺めることは、聴くことである。
(
長田弘
)
20.
ねこは何もいわずに語る
はげしく愛して
ゆっくり眠る
(
長田弘
)
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