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今日の
長田弘の名言
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3月3日
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1.
そこには境い目がきっとあったはずなのに、
子どもからおとなになるその境い目を、
きみがいつ飛び越しちゃってたのか、
きみはさっぱりおぼえていない。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
2.
音楽が熱望ではなく、祈りでもないなら何だろう。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
3.
夕陽を眺めて、
むだなことばの要らない時間を静かに過ごす。
夏の日には、
暮れなずむ景色の遠くに、
夕陽を、こころゆくまで眺めたい。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
4.
夕陽はマジシャンだ。
黙って、眺めているだけで、
いつしか気もちの奥まで、
あかあかと明るくされてゆく。
やがて、ありふれた一日が、
すばらしい一日に変わる。
ありふれた出来事が、
すばらしい記憶に変わるのだ。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
5.
大空に、四方八方開けた静かな展望台、それが学校だ。
日々、感受性に生気をみなぎらせる、それが教育だ。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
6.
無にはじまって無に終わる。
それが音楽だ。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
7.
戦争は、いまでは多くが、
宣戦布告による国家間の、終わりをめざす戦いではなくなって、
パニックによって激発する、
終わりのない戦いになっています。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
8.
一から十まで隙なく理解しなくちゃいけないなんてしかたで本を読まされたら、たまらないとおもう。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
9.
替えがたいものは、幸福のようなものだ。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
10.
得たものでなく、
失ったものの総量が、
人の人生とよばれるものの
たぶん全部なのではないだろうか。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
11.
死なねばならないなら、死ぬことは明日かんがえる。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
12.
水の光り。
日の光り。
やわらかな風。
葉のしたたり。
おおきな木。
花の色。
草の色。
土の色。
鳥の影。
雲の影。
ふだんはいそがしさのなかに忘れてしまっている「何か」が、
それらのあいだにあるとおもう。
いつもは忘れている「何か」、
それが何か思いだせない「何か」、
何かとしかいえない「何か」を思いだしたいとき、
そこにいったら思いだせるような気がする。
そうした心がふっと開かれてゆくような、
開かれた場所が好きだ。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
13.
「ザ・ダッチマン」という歌は、一ど聴いたら、確実に胸にのこる。
だが、その歌をつくった歌つくりのことは、ほとんど知られていない。
それが「歌」の宿命だ。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
14.
心の中に風景として記憶に残る故郷とは、じぶんがそのときそこで呼吸してそだった、いまは失われた時代の空気のことだ。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
15.
「要約すれば主題はこうである」みたいな読みかたは、けっしてよくないんです。
そういう読みかたをつづければ、まず確実に、かんがえるということの快楽や、文体への感受性といったものは落っこちてってしまうのです。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
16.
震災を受けた方、被害を受けた方というのは、一番何が起きているのかわからない。
東京みたいに離れたところから見ると、全体が見える。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
17.
歴史があたかも風物詩のようにしか語られなくなることのふしぎさが、この国ではめったに糺(ただ)されることがない。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
18.
ひとの人生の根もとにあるのは、死の無名性だと思う。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
19.
人生は、ほんとうは完成であるべきだ。
ところが、子供の時代のうつくしい詩を
人生は一行一行消し去ってゆくのだ。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
20.
じぶんで苦しんで働いて、
じぶんのナイフで
パンを切りわけるひとの、
なんとわずかなことか。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
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