名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
11月8日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
誰もが見て、これでこそ人間だと思う一個の人間、自分はそういう人間を実に愛する。
(
武者小路実篤
)
2.
恋愛は芸術である。
血と肉とを以って作られる最高の芸術である。
(
谷崎潤一郎
)
3.
釣(つり)の妙趣は、魚を多量に釣り上げる事にあるのでは無くて、釣糸を垂れながら静かに四季の風物を眺め楽しむ事にあるのだ。
(
幸田露伴
)
4.
我々はしたいことの出来るものではない。
ただ、出来ることをするものである。
(
芥川龍之介
)
5.
法律は生活の一部であって、しかもそれが存在の理由としては、(生活)全体を生かすもので無ければなりません。
(
与謝野晶子
)
6.
古来政治的天才とは民衆の意思を彼自身の意思とするもののように思われていた。
が、これは正反対であろう。
むしろ政治的天才とは彼自身の意思を民衆の意思とするもののことをいうのである。
(
芥川龍之介
)
7.
わが行く道に茨(いばら)多し
されど生命の道は一つ
この外(ほか)に道なし
この道を行く
(
武者小路実篤
)
8.
まことに人生はままならなもので、生きている人間は多かれ少なかれ喜劇的である。
(
三島由紀夫
)
9.
小説家にとっては今日書く一行が、テメエの全身的表現だ。
明日の朝、自分は死ぬかもしれない。
その覚悟なくして、どうして今日書く一行に力がこもるかね。
その一行に、自分の中の集合的無意識に連綿と続いてきた“文化”が、体を通して現れ、定着する。
その一行に自分が“成就”する。
それが“創造”というものの、本当の意味だよ。
未来のための創造なんて、絶対に嘘だ。
(
三島由紀夫
)
10.
若さが幸福を求めるなどというのは衰退である。
(
三島由紀夫
)
11.
阿呆(あほう)はいつも彼以外のものを阿呆であると信じている。
(
芥川龍之介
)
12.
「真面目になる」ということは、しばしば「憂鬱になる」ということの外(ほか)の、何のいい意味でもありはしない。
(
萩原朔太郎
)
13.
運命は、波のように、自分達を規則正しく訪れてくれるのだが、自分達はそれを千に一つも生かすことができないのだ。
(
武者小路実篤
)
14.
結婚に顔なぞどうでもいいと言う人がいる。
がしかし、美しい人の魅力は否定できない。
(
武者小路実篤
)
15.
三千人と恋愛をした人が、一人と恋愛をした人に比べて、より多くについて知っているとはいえないのが、人生の面白味です。
(
三島由紀夫
)
16.
親はもとより大切である。
しかし自分の道を見出すということは猶(なお)大切だ。
人は各自自分の道を見出すべきだ。
(
島崎藤村
)
17.
心のうちで有難いと恩に着るのは、銭金で買える返礼じゃない。
無位無官でも一人前の独立した人間だ。
独立した人間が頭を下げるのは、百万両より尊(たっと)い御礼と思わなければならない。
(
夏目漱石
)
18.
男は愛することにおいて、
無器用で、下手で、見当外れで、無神経、
蛙が陸を走るように無恰好である。
どうしても「愛する」コツというものがわからないし、
要するに、どうしていいかわからないのである。
先天的に「愛の劣等生」なのである。
(
三島由紀夫
)
19.
恋愛の徴候の一つは彼女に似た顔を発見することに極度に鋭敏になることである。
(
芥川龍之介
)
20.
子供の楽しみに対する敵はいつでも父か教師である。
(
永井荷風
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ