名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
7月10日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
人生はむつかしく解釈するから分からなくなる。
(
武者小路実篤
)
2.
一生涯めくら滅法(めっぽう)に走り続けて、行きつくゴールというものがなく、どこかしらでバッタリ倒れて、それがようやく終わりである。
(
坂口安吾
)
3.
人はなんでも平和を愛せばいいと思うなら大間違い、平和、平静、平安、私は然(しか)し、そんなものは好きではない。
不安、苦しみ、悲しみ、そういうものの方が私は好きだ。
(
坂口安吾
)
4.
君、弱い事を云(い)ってはいけない。
僕も弱い男だが弱いなりに死ぬ迄(まで)やるのである。
やりたくなくったってやらなければならん。
君も其(その)通りである。
(
夏目漱石
)
5.
公衆は醜聞を愛するものである。
(
芥川龍之介
)
6.
只世にをかしくて、あやしく、のどかに、やはらかに、悲しく、おもしろきものは恋とこそ言はめ。
(
樋口一葉
)
7.
情欲は判断を暗くする。
それの性急な要求がない時に、静かに熟考して妻を選べ!
然るに人々は、生涯の最も悪い時期に結婚する。
(
萩原朔太郎
)
8.
凡(およ)そ成功の岐(わか)るる所は
僅(わず)かに一歩の差である。
一歩先んじて進む者は成功し、
後(おく)るる者は不遇を嘆(かこ)つ。
故(ゆえ)に人は常に
機を見るに敏なることを要する。
(
織田作之助
)
9.
(猫というのは)
寝心地がよさそうだと思えば
知らない人の膝でも平気で這上って来る。
こういう身勝手な性質を
私は好まないのだが、
猫好きが猫を讃(ほ)める時には、
よくこの性質をも一緒に讃めている。
(
志賀直哉
)
10.
其日(そのひ)に自分が為(や)るだけの務めを為(し)て了(しま)ってから、適宜(いいほど)の労働(ほねおり)を仕(し)て、湯に浴(はい)って、それから晩酌に一盃飲(や)ると、同じ酒でも味が異(ちが)うようだ。
これを思うと労働(ほねおり)ぐらい人を幸福にするものは無いかも知れないナ。
(
幸田露伴
)
11.
男の本質は、マザー・シップ。
(
太宰治
)
12.
精神だの肉体だのという区別は、
男だけの問題なのであって、
女にとっては、それは一つものなのだ。
だから亭主の純肉体的浮気に、
女房がカンカンになって怒るのももっともであって、
女は女の立場から類推する他はないから、
「体だけの浮気だ」などと亭主がいくら弁解しても、
逃げ口上にしか思えない。
(
三島由紀夫
)
13.
宗教心なき人間は、最も劣等なる人間なり。
(
国木田独歩
)
14.
桃栗三年柿八年
だるまは九年
俺は一生
(
武者小路実篤
)
15.
人知におもいあがっている人間はいつかそのためむごい罰をこうむる事があるのではなかろうか。
(
志賀直哉
)
16.
お上品とは最大多数の決めることで、
千万人といえども我ゆかんという人は、
たいてい下品に見られる。
社会的羊ではないという第一の証明が、
このスープをすする快音であります。
(
三島由紀夫
)
17.
ナポレオンでもアレキサンダーでも、勝って満足したものは一人もいない。
(
夏目漱石
)
18.
金剛石(ダイアモンド)は人の心を奪うが故に人の心よりも高価である。
(
夏目漱石
)
19.
女の顔は男の憎しみがかかればかかる程美しくなる。
(
谷崎潤一郎
)
20.
うつし世は夢
よるの夢こそまこと
(
江戸川乱歩
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ