名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
7月11日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
気楽も、気楽でないも、世の中は気の持ち様一つでどうにでもなります。
蚤(のみ)の国が厭(いや)になったって、蚊の国へ引越しちゃ、何にもなりません。
(
夏目漱石
)
2.
人の力を以(も)って過去の事実を消すことの出来ない限り、人は到底運命の力より脱(のが)るることは出来ない。
(
国木田独歩
)
3.
結婚に顔なぞどうでもいいと言う人がいる。
がしかし、美しい人の魅力は否定できない。
(
武者小路実篤
)
4.
自分の一生を平和にするためには心を静かにすることが必要だ。
(
武者小路実篤
)
5.
すべての家庭人は、人生の半ばをあきらめて居る。
(
萩原朔太郎
)
6.
人間よりは金のほうがはるかに頼りになりますよ。
頼りにならんのは人の心です。
(
尾崎紅葉
)
7.
人間とは一日中に何百遍も菩薩となり悪魔となり、たえまなく変化している。
(
吉川英治
)
8.
人間が変わったのではない。
人間は元来そういうものであり、変わったのは世相の上皮だけのことだ。
(
坂口安吾
)
9.
何も贅沢しなければ、幸福になれないと言うことはない。
(
武者小路実篤
)
10.
敵への怒りは、劣弱者が優勢者に対する権力感情の発揚である。
(
萩原朔太郎
)
11.
人間の不安は科学の発展から来る。
進んで止まる事を知らない科学は、かつて我々に止まる事を許して呉(く)れた事がない。
徒歩から俥(くるま)、俥から馬車、馬車から汽車、汽車から自動車、それから航空船、それから飛行機と、何処迄(どこまで)行っても休ませて呉れない。
(
夏目漱石
)
12.
意地の悪い人間は、その意地悪さを発揮する相手がいないと寂しいに違いない。
(
谷崎潤一郎
)
13.
生まれ死ぬ。
死ぬ生まれる。
かくて人生は新しく、常に新鮮である。
貴きものが死ねば、又貴きものが生まれる。
(
武者小路実篤
)
14.
恋愛は、人生の花であります。
いかに退屈であろうとも、この外(ほか)に花はない。
(
坂口安吾
)
15.
進歩とは──成長とは── 一つの標準すべき価値の上に、深く根付いた木の枝葉をひろげて行くことに外(ほか)ならない。
(
萩原朔太郎
)
16.
専門家を感心させる小説を書くのは、そう難しくはない。
しかし、素人を侮ってはいけない。
(
山本周五郎
)
17.
「……したい」などという心はみな捨てる。
その代わり、「……すべきだ」ということを自分の基本原理にする。
そうだ、ほんとうにそうすべきだ。
(
三島由紀夫
)
18.
道徳に加勢する者は
一時の勝利者には違いないが、
永久の敗北者だ。
自然に従う者は
一時の敗北者だが、
永久の勝利者だ。
(
夏目漱石
)
19.
日本の子供には、もっと孤独を教えないと、思想は生まれませんね。
(
川端康成
)
20.
自分は一個の人間でありたい。
誰にも利用されない、誰にも頭をさげない、一個の人間でありたい。
他人を利用したり、他人をいびつにしたりしない、そのかはり自分もいびつにされない、一個の人間でありたい。
自分の最も深い泉から、最も新鮮な生命の泉をくみとる、一個の人間でありたい。
(
武者小路実篤
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ