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今日の
日本全般に関する名言
☆
5月11日
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1.
日本人は、何事においても「人がどう思っているのだろうか」と考える。
「大部分の人がいいと言うのなら、やっぱりいいのかな。
自分は基準から外れているのかもしれない」と心配する。
だがそう思うと自分がなくなってしまう。
それでは負けだ。
(
堀場雅夫
)
2.
謀叛(むほん)は、
悪徳の中でも最も甚だしいもの、
所謂(いわゆる)賊軍は最もけがらわしいもの、
そのように日本の世の中がきめてしまっている様子である。
謀叛人も、賊軍も、
よしんば勝ったところで、
所謂三日天下であって、
ついには滅亡するものの如く、
われわれは教えられてきているのである。
考えてみると、これこそ陰惨な封建思想の露出である。
(
太宰治
)
3.
日本人は、
いい教養を祖先から伝えられているのですね。
支那の思想の健全なところだけを、
本能のように選んで摂取しますからね。
(
太宰治
)
4.
(先の大戦で戦った)日本の兵隊というのは、普通の民衆ですよ。
その民衆が100万人単位で死んでいる。
それを、「無駄死にだった」とか「侵略戦争の犠牲者にすぎない」とかいって、共産党をはじめとする戦後左翼はあっさり片づけたわけです。
「これは絶対に許せないぞ」というのが当時の僕の思いでしたし、それは今も同じです。
(
吉本隆明
)
5.
われわれ日本人は、先天的に諦(あき)らめ易い性質をもっている。
自己の苦悶そのものを、沁々(しみじみ)とみつめようとしないこの諦らめは、特に人生問題において、軽々しく自得しがちである。
(
九条武子
)
6.
日本にとっての問題は、いかにして高等教育を受けた人たちを生産的な存在にするかである。
(
ピーター・ドラッカー
)
7.
伝統的にニッポン男児は(中略)妻を、母親代用にしているのである。
この傾向はよくなるどころか、ますます現代の若い男性は「アマエタ」になって、お袋にかわいがられて育ち、かゆい所に手がとどくように世話されて、長じて結婚するときも妻にそれを求める。
(
田辺聖子
)
8.
日本では人を教化しようとする意識が常識になっとるんです。
夫は妻を教化しようとし、妻は夫を教化しようとする。
親は子供を教化しようとし、子供は親を教化しようとする。
先生ばっかりで、生徒は一人もおらんのです。
( 和田稠 )
9.
日本人は三十の声を聞くと青春の時期が過ぎてしまったように云うけれど、熱情さえあれば人間は一生涯青春で居られる。
(
永井荷風
)
10.
米国は機械がモノをつくる。
日本は機械を使ってモノをつくる。
( 和地孝 )
11.
日本に必要なのは、
日本独自の産業である。
日本人の精神構造にふさわしい、
自然と共存する考え方を技術にして、
輸出できる産業を興(おこ)すベきである。
( 林原健 )
12.
明治以前の日本人は、死ねばそれきりなどとは思っていなかったのであって、この一生をながい旅路の一日のごとく思っていたのである。
そして私もそう思っている。
(
岡潔
)
13.
僕は日本人にはエロスが薄いんじゃないか、と思ってます。
民族性か種族性か、どう呼んでもいいんですけど、この種族がエロス的にどうなのかと言えば、全体として物凄く関心が薄いんじゃないかと思います。
(
吉本隆明
)
14.
ああ、欲望よ、去れ。
虚栄よ、去れ。
日本はこの二つのために(戦争に)敗れたのだ。
(
太宰治
)
15.
ともすれば日本人の価値基準は、世の中が相対的に決めたブランド価値に引きずられがちである。
自分より隣の人、周りの多くの人が何を考えているかに縛られる。
(
堀場雅夫
)
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