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今日の
水の名言
☆ ４月２０日 ☆
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1.
長き藻をなびかせてゐて水澄めり
（ 大久保橙青 ）
2.
水の光り。
日の光り。
やわらかな風。
葉のしたたり。
おおきな木。
花の色。
草の色。
土の色。
鳥の影。
雲の影。
ふだんはいそがしさのなかに忘れてしまっている「何か」が、
それらのあいだにあるとおもう。
いつもは忘れている「何か」、
それが何か思いだせない「何か」、
何かとしかいえない「何か」を思いだしたいとき、
そこにいったら思いだせるような気がする。
そうした心がふっと開かれてゆくような、
開かれた場所が好きだ。
（ 長田弘 ）
3.
勢(いきおい)を知らずして、
風に向かいて火を放ち、
水に逆らいて船を行(あやつ)るがごとく、
ただ難儀ばかりにこれ無く、
その害知るべからず。
（ 渡辺崋山 ）
4.
知者は水を楽しむ。
（ 孔子・論語 ）
5.
水に来ておのれ映れり秋の蝶
（ 三橋鷹女 ）
6.
馬を水辺に連れて行くことはできても、
水を飲ませることはできない。
（ イギリスのことわざ・格言 ）
7.
おのづから水葬となる海月かな
（ 金子敦 ）
8.
水かけてやる墓碑にゐる青蛙
（ 小林榮子 ）
9.
酒屋で水を飲んでも、
世間は酒と見る。
（ インドのことわざ・格言 ）
10.
水澄みてそなたとありし父のふみ
（ 加藤喜代子 ）
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