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8月16日
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1.
秋の風石に目鼻の見えはじむ
(
宇多喜代子
)
(
Uda Kiyoko
)
2.
われわれは、
われわれの眼にふれ、手にふれたものに、
われわれの生命をきざみ、
人間の歴史をのこして来た。
非情に見える木や石にすら、
それが人間の手にふれたものであるならば、
そこに人間の息吹と歴史を感ずることができる。
(
宮本常一
)
(
Miyamoto Tsuneichi
)
3.
障害が恐ろしいものに見えるのは、
目標から目を離すからだ。
(
ヘンリー・フォード
)
(
Henry Ford
)
4.
美人は眼の天国、
頭の地獄、
財布の煉獄(れんごく)である。
( 作者不詳 )
5.
私はこれが好きだから打ちこんでおります、
そのように性根の座っているときが
最も美しく見える。
誰かが何かを狙って執(しっ)するところあって努めているな
と見るや否(いな)や
人は眼を背(そむ)ける。
(
谷沢永一
)
(
Tanizawa Eiichi
)
6.
日本人は色々な主義、色々なイスムを輸入して来て、
それを弄(もてあそ)んで
目をしばだたいている。
何もかも日本人の手に入っては
小さいおもちゃになるのであるから、
元が恐ろしい物であったからと云(い)って、
剛(こわ)がるには当らない。
(
森鴎外
)
(
Mori Ougai
)
7.
男は駄目だよ。
位階や勲章に目がくらむからね。
そこへいくと女には
勲章をぶら下げて喜ぶような馬鹿はいないから頼もしいよ。
(
福田英子
)
(
Fukuda Eiko
)
8.
私はいつしか、
目に見えるあらゆるものは、
地球という自然が再生している
つかの間の表現物にすぎないのではないか
と思うようになった。
人間さえその例外ではない。
植物が大地から顔を出し、
再び土に還ってゆくように……。
(
星野道夫
)
(
Hoshino Michio
)
9.
動物のように瞬間瞬間をおびえながら過している状態では、
じっと一点に目を据えつづけることは
外界にたいする油断になる。
(
安部公房
)
(
Abe Koubou
)
10.
唖蝉(おしぜみ)の強(こ)はき双眼(そうがん)濡れ居たる
(
永田耕一郎
)
(
Nagata Kouichirou
)
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