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8月15日
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1.
凩(こがらし)の明日(あす)へしづかに瞳(め)をつむる
(
三橋鷹女
)
(
Mitsuhashi Takajo
)
2.
年をとると
目も耳も歯も悪くなり
手も足も不自由になり
できないことが増え
食べられないものが増え
楽しみが減っていく
だがそのおかげで
この世に未練がなくなり
いつ死が訪れたとしても
心穏やかに死んでいける
そんなふうに
人間は作られていて
老いるという仕組みは
実にうまくできているのだ
(
七瀬音弥
)
(
Nanase Otoya
)
3.
目は、自分より上にいる者を好まない。
(
アラブのことわざ・格言
)
(
Arab saying
)
4.
自由と怠惰の瞬間、
こういう瞬間があるからこそ
意識はあらわれたのだ。
君が横になって、
空かどこか任意の一点に眼を凝らしていれば、
君と世界のあいだにはひとつの空??が生まれるが、
この空??がなければ
意識は存在しないだろう。
(
E・M・シオラン
)
(
E. M. Cioran
)
5.
目に見えているものは、
その奥に在(あ)る大きな塊りの様々な性質を、
ばらばらに示している仮の宿で、
影の様なものだ。
(
安部公房
)
(
Abe Koubou
)
6.
すぐれた人は、
あえて世の中の苦しみに目を向ける。
愚かな人は、
自分が苦しいときをのぞけば
人々の苦しみに気づかない。
心が貧しい人、邪悪な人、運に見放された人は、
行く先々で苦しみを周囲に押しつけ、まき散らす。
(
ウィリアム・サローヤン
)
(
William Saroyan
)
7.
我々はいつも、
作品をよりよく理解するには
その作家の内部に入り込まねばならない、
とか何とか言っている。
だがいざその内部なるものを
目のあたりにしてみると、
べつに大したものは何もない──
少なくとも他人と較べて
特に変わったところなんか何もないんだ。
(
ポール・オースター
)
(
Paul Auster
)
8.
自分の目で確かめないものを憎むのは
間違っている。
( 映画『戦争と平和』 )
9.
近くを愛する自己中心主義と
遠くへ目を向ける好奇心の
二つがほどよく調和したとき、
近い所から遠い所までが
ほぼ一様に視野に入ることになる。
ところが、どうも
一方的自己中心主義による失敗が多い。
(
外山滋比古
)
(
Toyama Shigehiko
)
10.
良心の呵責とは、
子供の時からぼくにとっては、
他人の眼、社会の罰にたいする恐怖だけだったのである。
(
遠藤周作
)
(
Endou Shuusaku
)
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