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今日の
小林秀雄の名言
☆
12月24日
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1.
要するに過ぎて了(しま)った事だ、
ふとそう思うだけで
俺は自分の過去を語る事が
どうにも不可能なように思われて来る。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
作品の鑑賞とは
作者のゆめが
どれだけの深さに辿(たど)れるか
という問題に外(ほか)なりません。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
戦争に対する文学者としての覚悟を、
或(あ)る雑誌から問われた。
(中略)一体文学者として銃をとるなどという事が
そもそも意味をなさない。
誰だって戦う時は兵の身分で戦うのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
人にはそれぞれ専門の道というものがあり、
その道の深さや複雑さは、
その道に這入(はい)った人でないと、
素人にはわかり兼ねるのは当然です。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
古典とは、
もともと反歴史的な概念なのである。
古典とは、
私達が、回顧の情をもって近づく
生きて考えた優れた人間の姿なのであって、
分析によって限定する過去の一思想の歴史的構造ではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
自分自身を守ろうとする人間から、
人々は極(ごく)自然に
顔をそむけるものである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
誰も、モオツァルトの音楽の形式の均整を言うが、
正直に彼の音を追うものは、
彼の均整が、どんなに多くの均整を破って得られたものかに
容易に気付く筈(はず)だ。
彼は、自由に大胆に限度を踏み越えては、
素早く新しい均衡を作り出す。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
死は、
私の生に反した他人ではない。
やはり私の生の智慧(ちえ)であろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
凡(およ)そ詩人を解するには、
その努めて現そうとしたところを極めるがよろしく、
努めて忘れようとし隠そうとしたところを詮索したとて、
何が得られるものではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
惟(おも)うにすべての名言は、
万人がわれ知らず心得ているまさしくその点を、
その点のみを射抜いている。
あんまり解りすぎているからこそ解り難い。
この名言の持つ奇妙な性格が
やがて名言が人なかを渡り歩く時に、
あたりかまわず発散させる臭気の源をなす。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
学問上の知識に、
生活の智慧に直接に働きかけ、これを指導するような力があるとは、
先(ま)ず考えられないが、
逆に、学問上の発見や発明には、
生活の智慧の力が働かねばならぬ事は、
充分に考えられる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
みんな臆病をかくそうと皮肉をいう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
現代の音楽好きは、
音楽の暗示するさまざまな空想にとらわれず、
鳴っている音を
絶対的な正確さで、耳で捕らえる
という音楽鑑賞の基本がぐらついているのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
語ろうとする何物も持たぬ時でも、
聞いてくれる友はなければならぬ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
物を考えるとは、
物を掴(つか)んだら離さぬという事だ。
画家が、モデルを掴んだら
得心(とくしん)の行くまで離さぬ
というのと同じ事だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
骨董を見るときは、
先入観を持ってはいけない。
すべての知識を棄てて、
無心になれ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
好きなことがむずかしいというのは、
むずかしいことが好きにならなきゃいかんということでしょう。
たとえば野球の選手が、だんだんむずかしい球が打てる。
やさしい球を打ったってつまらん。
投手もむずかしい球をほうるようになる。
やさしいことがつまらぬ、
ということは、たれにもあります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
謎は解いてはいけないし、
解けるものは謎ではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
人間は、憎悪し拒絶するものの為には苦しまない。
本当の苦しみは愛するものからやって来る。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
一流の作品を鑑賞する場合、
作者側の協力が過分に働きかける処(ところ)から批評の困難は生ずるのであるが、
そういう困難を評家は実際上困難とは感じないものである。
何故(なぜ)かというと
困難に参するのが楽しいからだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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