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今日の
小林秀雄の名言
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12月23日
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1.
先ず何を置いても、
全く謙遜に、無私に驚嘆する事。
そういう身の処し方が、
ゴッホの様な絶えず成長を止(や)めぬ強い個性には、
結局己れを失わぬ最上の道だったのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
中天にかかった満月は五寸に見える、
理論はこの外観の虚偽を明かすが、
五寸に見えるという現象自身は
何等(なんら)の錯誤も含んではいない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
己れを棚に上げた空論が、己れの姿をかくしている時、そういう時にこそ、作家は各自が手をつくして、その宿命、その可能性、その欲望を発見しようと努める可(べ)きである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
人間は自己を視る事から決して始めやしない、
自己を空想する処(ところ)から始めるものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
ある目的の為に、精神と肉体とが一致するという事は、
何と難しい事であろうか。
僕等の肉体は、
僕等に実に親しいものであり乍(なが)ら、
又、実に遠いものではないのだろうか。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
利巧というのは
馬鹿との或(あ)る関係に過ぎず、
馬鹿と比べてみなければ、
利巧にはなれない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
実行をはなれて助言はない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
勇ましいものはいつでも滑稽だ。
人間の真実な運動が勇ましかったためしはないのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
これは大変誤り易い事なのだが、
憎悪は、
感情のものというより寧(むし)ろ
観念に属するものなのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
あらゆる芸術は畢(つい)に死す可(べ)きだ。
否(いな)最後の一行を書き終った時彼の詩は死す可きだ。
芸術家とは死を創る故(ゆえ)に僅(わず)かに生を許されたものである。
刹那(せつな)が各人の秘密を抱いて永遠なる所以(ゆえん)である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
誰も、
各自の心身を吹き荒れる
実情の嵐の静まるのを待つ。
叫びが歌声になり、
震えが舞踏になるのを待つのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
思い出が、
僕等を一種の動物である事から救うのだ。
記憶するだけではいけないのだろう。
思い出さなくてはいけないのだろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
俺を支えているものは俺自身ではなく、
ただ俺の過去なのかもしれない。
俺には何の希望もないのだから。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
諸君は又こういう事を考えてみないか。
混乱していない現代というものが、
嘗(かつ)てあったであろうか、
又将来もあるであろうか、と。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
どんなに精密に書かれた書物でも、
陰で作者の気質が光って居るのが覗(のぞ)けないものは
愚書だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
己れを知るとは
自分の精神生活に関して自信をもつという事と
少しも異なった事ではない。
自信が出来るから
自分というものが見えたと感ずるのである。
そしてこの自信を得るのには
どんな傑(すぐ)れた人物でも
相当の時間を要するのだ、
成熟する事を要するのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
現代の言語が非常に乱れているのは
周知の事だが、
一般生活者には
言語が乱れていようがいまいが
問題は起こらぬ筈(はず)である。
何故(なぜ)かと言うと
言語という社会の共有財産は、
幾時(いつ)の時代でも
社会の生活秩序と喰い違わない様に出来ているからだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
自分の本当の姿が見付けたかったら、
自分というものを一切見失うまで、
自己解析をつづける事。
中途で止めるなら、
初めからしない方が有益である。
途中で見付ける自分の姿は
みんな影に過ぎない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
世の中に進歩するものなんてありゃしないよ。
全てのものは変化するだけさ。
その変化を君達が「進歩」と呼びたければ呼んだっていい。
しかし、それは只(ただ)の変化であって、
僕には進歩なんてものじゃない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
過去の重荷を負って生きるという状態は、
人間に極めて普通な自然な状態だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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