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今日の
文章の書き方の名言
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4月23日
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1.
空想的な物語を不自然でなく書くのには、燃える情熱が要るらしい。
こんな奇遇の可能を作者自身が、まじめに信じていなければいけないのだ。
(
太宰治
)
2.
私が語るのではない。私をとおして
この世界が語るのだ。
(
長田弘
)
3.
碁石が相対するものの目前に置かれるように、詩という言葉は、相対するものの目前に置かれます。
それは孤独な言葉ではなく、相対する言葉、一対一の言葉です。
(
長田弘
)
4.
書いている時は楽しくないけれど、書いていない時はもっと楽しくない。
( ファニー・ハースト )
5.
書き出しの巧いというのは、その作者の「親切」であります。
(
太宰治
)
6.
損をするのは愚直な人物である。
口下手だし、文章も思い通りに書けない。
( 陳舜臣 )
7.
詩人はいつも真実を話す嘘つきである。
(
ジャン・コクトー
)
8.
来た依頼を上手に断るためには「K・K・K」の法則があります。
断るときの手紙は3つの文章ですむという簡単な法則で、「キス・キック・キス」です。
(
中谷彰宏
)
9.
詩の言葉は、意味をあらわす言葉なのではない。
そうではなくて、いいあらわすことのできない意味をちゃんと手わたすための言葉が、詩の言葉だ。
詩の言葉がおかれるのは、いいあらわしえぬ意味がそこにある、その場所なのだ。
(
長田弘
)
10.
言葉数少なければ、なおよし。
(
ジェーン・オースティン
)
11.
語彙が豊富であるということは、
意識内容が豊かであり、
意識の質が高いということになります。
語彙に乏しいということは、
意識の質が低いことでもあります。
(
佐藤富雄
)
12.
言葉を深呼吸する。
あるいは、言葉で深呼吸する。
(
長田弘
)
13.
小説を芸術として考えようとしたところに、小説の堕落が胚胎(はいたい)していた。
(
太宰治
)
14.
文体は、精神の現れた姿である。
他人の文体を真似ることは、仮面をかぶることに相当する。
(
ショーペンハウアー
)
15.
小説を、くだらないとは思わぬ。
おれには、ただ少しまだるっこいだけである。
たった一行の真実を言いたいばかりに百頁の雰囲気をこしらえている。
(
太宰治
)
16.
書くことは、自分の最悪の経験をお金に変えることだ。
( J・P・ドンレヴィー )
17.
墓は立てて欲しくない。
私の墓は、私のことばであれば、充分。
(
寺山修司
)
18.
肩書や資格を取るために、作品を書いているのでもないでしょう。
(
太宰治
)
19.
言葉に力があるとすれば、それは、言葉のむこうがわにあるものを想像させる力、欠けたるものへの想像力にささえられてなんだということ。
(
長田弘
)
20.
この世の中には必ずや、誰かが真正直に自己の内面を(おもてに)出してくれるのを待っている人間がいる。
それを読むことで自分自身も正直に自分の声を出すことを容易にしてくれるのを待っている人間がいる。
それを信ずるがゆえに自分は書くのだ。
そして、これこそが文学の唯一の使命である。
( ハンス・エーリッヒ・ノサック )
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