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今日の
文章の書き方の名言
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3月6日
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1.
既成作品の成功を真似てうまく書こうとするからつまらないものにしかならない。
小説のおもしろさは、うまさや完成度にあるのではなく、不器用さや不格好さにあり、そこに作者の試行錯誤の痕跡がある
( 保坂和志 )
2.
大きな旅立ちというものは、書物の、第一行目の文章のように、重要なものなのだよ。
その一行が、この一瞬が、すべてを決定づけるんだ。
(
『ムーミンシリーズ』(トーベ・ヤンソン)
)
3.
世界中の優れた小説や戯曲を読むべきだ。
それらがなぜ「名作」と呼ばれるのか、考えてみる必要がある。
(
黒澤明
)
4.
私には別に友人のグループはいない。
引き上げてくれる先輩もいない。
押し上げてくれる後輩のグループもいない。
全く一人でやらなきゃいかん。
一人でやらなきゃいかんから、自分自身を激励する気持ちが絶えずあって、それが作品を書いていく支え、動力になっているような気がしますね。
(
松本清張
)
5.
言葉の表情や身振りのなかに、物事のディテールのなかに、本質はさりげなくあらわれる。
(
長田弘
)
6.
恋愛はただ性欲の詩的表現を受けたものである。
少なくとも詩的表現を受けない性欲は恋愛と呼ぶに値しない。
(
芥川龍之介
)
7.
「趣向」は世界を決して掘り下げ深めて行くことはしない。
妙な言い方になるが、世界を膨らますだけである。
「趣向倒れ」になることを用心しながら、わたしはやはり「趣向」を一生追う。
(
井上ひさし
)
8.
詩は悦ばしいものであるけれど、詩を求める人生は幸福ではない。
(
萩原朔太郎
)
9.
書き出しの巧いというのは、その作者の「親切」であります。
(
太宰治
)
10.
小説を書くためのルールは三つある。
残念ながら、どんなルールなのかは誰も知らない。
(
サマセット・モーム
)
11.
「幸福」を書物によってとらえようとすれば、書物の歴史性が邪魔をするというのが、私の考えだ。
(
寺山修司
)
12.
絵の中には詩があり、詩の中には絵がある。
( 西洋の格言 )
13.
歴史作品を書く秘訣は、無視すべき事柄を知ることにある。
(
ジェームズ・ブライス
)
14.
文は人なり
( ビュフォン )
15.
あらゆる文章は形容詞から古くなっていく。
(
三島由紀夫
)
16.
私は、自分の作品をあまり認めていないし、また、よその人の作品もそんなに認めていない。
(
太宰治
)
17.
正しい文章を書くことよりも、相手の誤読を的確に予測することが重要である。
( 作者不詳 )
18.
古人の文学的所産を受け継いでいる私たちは、多年の間洗練されてきた、なつかしき言葉を活用することの、最も自然であり、かつ有利であることを知らねばらぬ。
(
九条武子
)
19.
惚れたが悪いか。
古来、世界中の文芸の哀話の主題は、一(ひとつ)にここにかかつていると言っても過言ではあるまい。
(
太宰治
)
20.
孤独でないと、ものは書けない。
(
齋藤孝
)
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