名言ナビ
→ トップページ
今日の
文章の書き方の名言
☆
7月28日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
文章を書くことは、「考えること」です。
文章を書くことによって、何が必要で、どうすればよいのか、アイデアが生まれてきます。
(
佐藤富雄
)
2.
いくら読んでも好きな文章に巡り合わなかったらどうするか。
それもまた幸運なことではないか。
なにしろ文章を綴るという地獄と、生涯、無縁で過ごせるのだから。
(
井上ひさし
)
3.
「──という」とか、「──について」「──に関して」ですが、これは、どれだけ使わないですませるかというのが実は勝負どころです。
(
井上ひさし
)
4.
言葉の意味は文脈によって決まる、つまり、(他者の)言葉は私的に使用できない。
(
ヴィトゲンシュタイン
)
5.
魅惑こそが詩集という本の力の源泉なのだ。
(
長田弘
)
6.
言葉というものは形があるものであると同時に、形のないものでもある。
初めに形のないものがあって、その形のないものに形を与えていくのも言葉である。
(
長田弘
)
7.
書けないと思ったから書けないのだ。
失恋すると思うから失恋するのだ。
世の中のすべてが、この方程式の通りになると、ある日、私は確信した。
(
宇野千代
)
8.
物語の基本的要素は「謎」である。
逆に言うなら、謎の提起とその解明、これこそが物語の正体なのだ。
(
井上ひさし
)
9.
詩は知識とも情報とも無縁。
「持てる」ものを排除して見えてくるものをこそ求めようとする。
そうではない場所からやってくる文章に対してはおのずと、はながきくようになるのだ。
(
荒川洋治
)
10.
詩人は言葉を新しくする。
(
太宰治
)
11.
分からせるように書くと云う一事で、文章の役目は手一杯なのであります。
(
谷崎潤一郎
)
12.
正しく書く事によって初めて考えをより明瞭にかつ確実にすることが出来る。
(
志賀直哉
)
13.
文句なしにいい(文学)作品というのは、そこに表現されている心の動きや人間関係というのが、俺だけにしか分からない、と読者に思わせる作品です。
この人の書く、こういうことは俺だけにしかわからない、と思わせたら、それは第一級の作家だと思います。
とてもシンプルな見分け方と言ってよいでしょう。
(
吉本隆明
)
14.
言葉でいえない、かたちはとりにくいけれども、はっきりそこにあると感じられる問題というものを、一つずつ自分の心のなかに発見してゆくということが、ひとが成長すること、歳をとるということだろう。
(
長田弘
)
15.
詩は真理の全体を包含し、哲学はその部分を表現する。
(
ヘンリー・デイヴィッド・ソロー
)
16.
(文章を上達させるには)とにかく血へどを吐くぐらいたくさん読む。
そのうちにきっと好きな文章に巡り合うだろう。
そのときは遠慮なく「しめた!」と大声で叫んでいただきたい。
喜んでいいのだ。
そのときあなたは「立派な文章家」になる資格を得たのだから。
(
井上ひさし
)
17.
行きずりの読者を、二、三時間のんびりさせるか、旅行の退屈を紛らしてやるかのために、著者がどんなに苦心し、どんなつらい経験に耐え、どんな心労を味わったかは、神のみぞ知るである。
(
サマセット・モーム
)
18.
文章を書くのは嫌いじゃないんだ。
書いているとリラックスする。
でも書いている内容はゼロなんだよ。
何の意味もない。
(
村上春樹
)
19.
企画書に、本来決まった書式なんてない。
企画の内容さえ魅力的なら、書式なんて、実はどうでもいいのだ。
だが、マニュアル本の氾濫で、こういう書き方でないとダメなのだと、みんな勝手に思い込んでいる。
企画を作ることではなく、企画書を作ることが目的になってしまっている。
(
ながれおとや
)
20.
本当におもしろいのは、書いているうちに筆が自然に外れていくことなんですね。
そっちへ行っちゃだめ、というのに外れていく。
それがいちばんおもしろいんです。
(
井上ひさし
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ