名言ナビ
→ トップページ
今日の
文章の書き方の名言
☆
7月11日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
人間が好きで小説書きになった私にとっては人との出会いが、たとえそれが苦痛や悲哀を伴っても、生きている何よりの証として、有難いことに思われます。
(
瀬戸内寂聴
)
2.
詩人はいつも真実を話す嘘つきである。
(
ジャン・コクトー
)
3.
大洋の激浪や、砂漠の暴風に対しては、どんな文学的な形容詞も思い浮ばない。
(
太宰治
)
4.
表現じゃない。
ことばは認識なんだ。
(
長田弘
)
5.
創作に於(お)いて最も当然に努めなければならぬ事は、〈正確を期する事〉であります。
その他には、何もありません。
風車が悪魔に見えた時には、ためらわず悪魔の描写をなすべきであります。
また風車が、やはり風車以外のものには見えなかった時は、そのまま風車の描写をするがよい。
(
太宰治
)
6.
私が書いたものは、ほとんどが私自身の姿であり、登場人物はすべて私の人生から生まれたものです。
(
アンデルセン
)
7.
言葉にできない感情は、じっと抱いてゆく、
魂を温めるように。
その姿勢のままに、言葉をたもつ。
じぶんのうちに、じぶんの体温のように。
(
長田弘
)
8.
想像──事実がしまいこんである倉庫で、詩人と嘘つきの双方で共有するもの。
(
アンブローズ・ビアス
)
9.
血と格言を持って書くものは、読まれることを望まず、暗誦されることを欲する。
(
ニーチェ
)
10.
言葉にならないということは、言語絶するということではない。
言葉にだしたら嘘になってしまうということです。
(
長田弘
)
11.
言葉の表情や身振りのなかに、物事のディテールのなかに、本質はさりげなくあらわれる。
(
長田弘
)
12.
全部、作家は、不幸である。
誰もかれも、苦しみ苦しみ生きている。
(
太宰治
)
13.
最も知る者は、最も少なく語る。
( イギリスのことわざ )
14.
惚れたが悪いか。
古来、世界中の文芸の哀話の主題は、一(ひとつ)にここにかかつていると言っても過言ではあるまい。
(
太宰治
)
15.
精神にとっての食物、つまり言語。
言葉をしゃべったり、書いたりするのは、精神が喰(た)べてることだ。
(
吉本隆明
)
16.
小説とは、読み終えたとき、セ・ラ・ヴィ、ここに人生がある、と感じさせるものだ。
(
バルザック
)
17.
いかなるきずなにもつながれず、
いかなる柵にもとらわれず、
私は自由にあらゆる空間を飛び回る。
思想こそ、我が無限の王国、
言葉こそ、我が翼ある道具。
(
シラー
)
18.
人間は死期が近づくにつれて、どんなに俗な野暮天(やぼてん)でも、奇妙に、詩というものに心をひかれて来るものらしい。
辞世の歌とか俳句とかいうものを、高利貸でも大臣でも、とかくよみたがるようではないか。
(
太宰治
)
19.
人は言語によってしか自由になることができない。
どんな桎梏(しっこく)からの解放も言語化されない限りは、ただの「解放感」であるにとどまっているだろう。
(
寺山修司
)
20.
すべてを語りうる言葉なんてないのだ。
(
長田弘
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ