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今日の
文章の書き方の名言
☆ １月１６日 ☆
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1.
一篇の小説で、勝負をきめようという意識は捨てなさい。
（ 太宰治 ）
2.
裁きの日に重きをなすのは、
戦士の剣よりも、学者のペンである。
（ インドのことわざ・格言 ）
3.
石（＝墓石）に最小限の文字を刻みこむように、
記憶に最小限のことばを刻むことは、
いまでも詩人の仕事の一つたりえているだろうか。
（ 長田弘 ）
4.
私は文章をうまく書こうとは思わない。
ただ、読む人にきちんと伝わるようには心がけています。
（ 沢村貞子 ）
5.
私は、現代における政治というものが、
多くの詩人にとって大きな不幸になっていると思う。
政治という女は、
詩人を彼女の山に誘い込むヴィーナスであり、
その山の中で詩人は破滅してしまうのである。
（ アンデルセン ）
6.
翻訳は女性のようなものである。
美しければ忠実でないし、
忠実であれば、きっと美しくない。
（ ポーランドのことわざ・格言 ）
7.
書いたから終わったわけではない。
読み手の胸に届いたときに、自分の書いた文章は目的を達成し、そこで文章は終わるわけです。
（ 井上ひさし ）
8.
知識は素晴らしい著作の基礎であり、源泉である。
（ ホラティウス ）
9.
小説と云(い)うものは、実は、婦女子をだませばそれで大成功。
（ 太宰治 ）
10.
考えることが快楽でない人は
精神の字にかならず（こころ）とルビを振る。
（ 長田弘 ）
11.
何故(なぜ)書くかと言われると、自分の読みたい小説を自分のために書くとしか言えません。
夜なんか書いていて思わず一人でケッケッと笑い出してしまうような作品は成功します。
（ 井上ひさし ）
12.
言葉の意味は文脈によって決まる、
つまり、（他者の）言葉は私的に使用できない。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
13.
「何とかなので、こうだ」という「理屈を連れてくる」接続助詞というのは、下手に使うと苦労するだけです。
敬遠したほうがいい。
あんまり理屈をこねると、にっちもさっちもいかなくなりますので、使ってもいいのですが、使うときは要注意です。
（ 井上ひさし ）
14.
すべての人の内側には、若いころに死んだ詩人が宿っている。
（ 作者不詳 ）
15.
作文の秘訣を一言でいえば、
自分にしか書けないことを、
だれにでもわかる文章で書く
ということだけなんですね。
（ 井上ひさし ）
16.
面白みというものは、我慢強さというフィルターをとおしてはじめて表出してくるものであろうと僕は考えているし、小説の文章というものの多くはそのような位相の上に成立している。
（ 村上春樹 ）
17.
小説というものは、
伝授不可能なものが大部分を占めているので、
私も安心して「私の小説作法」が書ける。
（ 梅崎春生 ）
18.
ぼくのような仕事の者（＝物書き）には、個人全集を第一巻から最終巻まで集中して読むと、とても役に立つことがあるんですね。
（ 井上ひさし ）
19.
二十歳のときに詩人であるものは、詩人ではなく、ただの人間にすぎない。
二十歳を過ぎて詩人であれば、そのとき彼は詩人である。
（ シャルル・ペギー ）
20.
平凡な生活をしてたら、平凡な話しか書けない。
冒険しなくちゃ駄目だ。
（ 映画『パッセンジャー』 ）
21.
音のない音楽のように、
手につかむことのできないもの。
けれども、あざやかに感覚されるものを、
説明しようとすれば、
逆に「何か」としか言えないような大切な「何か」を、
むしろ切り落としてしまうことになる。
（ 長田弘 ）
22.
風景というものを生きる、あるいは風景の語っている言葉でない言葉というものを書き取る。
（ 長田弘 ）
23.
お前が書くものは、
お前に最もよく似ている。
（ アラブのことわざ・格言 ）
24.
ときには、木々の光りを浴びて、
言葉を深呼吸することが必要だ。
（ 長田弘 ）
25.
小説の中に、「私」と称する人物を登場させる時には、よほど慎重な心構えを必要とする。
フィクションを、どこの国の人でも、昔から、それを作者の醜聞として信じ込み、上品ぶって非難、憫笑(びんしょう)する悪癖がある。
（ 太宰治 ）
26.
あったことをなかったとは主張できないし、
なかったことをあったとも主張できない。
これが許されるのは
小説家や劇作家ぐらいなもので、
もともと作り話を書くのが免許だから仕方がない。
（ 井上ひさし ）
27.
私の狙い（＝文章を書く際に気をつけていること）は、
見たことや感じたことを
最もうまく単純に書くことだ。
（ ヘミングウェイ ）
28.
制作には、
肉体的健康と同時に、
何か或る種の肉体的精神的不健康が必要とされる。
晴朗と共に鬱屈が、
煩らわしさを免かれた感じと共に別の憂鬱が、
平静な幸福と共にくすぶった怒りが、
激越でない喜びと共にやはり別種の悲しみが必要とされる。
（ 三島由紀夫 ）
29.
技法こそ作家の思想の結晶なのです。
（ 井上ひさし ）
30.
いかなるきずなにもつながれず、
いかなる柵にもとらわれず、
私は自由にあらゆる空間を飛び回る。
思想こそ、我が無限の王国、
言葉こそ、我が翼ある道具。
（ シラー ）
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