名言ナビ
→ トップページ
今日の
忘却の名言
☆
5月2日
☆
→ 日別名言メニュー
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
恋には、たくらみもあれば、おとし穴も用意される。
欺瞞も恫喝も存在する。
──というのは、恋におちいっているときは世俗を忘却するが、やがて、恋自体が“世俗”になるときがくるからである。
(
田辺聖子
)
2.
忘れるという能力がなくては、
私たちの過去はたいへんな重みで現在にのしかかり、
その結果私たちは、
一秒といえども新しい時間を迎えることができず、
ましてやその時間のなかへ入ってゆくことはできないだろう。
(
E・M・シオラン
)
3.
緑蔭に時間忘れてゐたきとき
(
稲畑汀子
)
4.
この全世界がことごとく、
あの女の存在したことを思い出させる備忘録だ。
恐ろしい備忘録の集積だ。
(
エミリー・ブロンテ
)
5.
自分の年とってゆくのを忘れさせてくれるのは
子供しかないってことは、
あらゆる生物の楽しい悲劇ですよ。
(
川端康成
)
6.
愛されし故人に対し、
私たちは責任を負っている。
最高の思い出以外は記憶から抹消し、
彼らの最も賢く、慈悲深く、独創性あふれる姿のみを心に刻まねばならない。
私たちも死んだなら、
人々にそう願わないだろうか。
( エリザベス・ワトソン )
7.
今日のような、マス・コミュニケイションの時代においては、
社会がひとつの事実あるいは真実を忘れさるということは、
それを忘れさろうとするあらわな努力が、
宣伝の形をつうじておこなわれて
はじめて可能になるとみなすべきでしょう。
(
大江健三郎
)
8.
本は読んでも忘れることができる、
忘れたらもう一回読めばいいという文化なのです。
(
長田弘
)
9.
いやな思い出を忘れることができるからこそ、
人間は希望を持って生きられるのかも知れない。
(
樫山純三
)
10.
人間に忘却と、
それに伴う過去の美化がなかったら、
人間はどうして生に耐えることができるだろう。
(
三島由紀夫
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ 日別名言メニュー
→ 今日の名言(テーマ別)
→ 今日の名言(星 座 別)
→ 今日の名言(血液型別)
→ 日別の名言(テーマ別)
→ 日別の名言(星 座 別)
→ 日別の名言(血液型別)
→ トップページ