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101.
「情勢はどうなる?
おれらはどうなる?」
なんて問うのは
全く頓馬(とんま)だ。
社会情勢の動きを
何かの既製品の到来でも待つような、
そんな姿勢をぶっ斬らなければ、
いつまでも青空の社会では暮らせまい。
……
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(
むのたけじ
)
(
Muno Takeji
)
102.
その会社で一生食べさせてもらうと決めたら、
できるだけニュートラルな立場を維持していかなければならない。
目線を広角にして、
社内外を問わずいろいろな人と付き合い、
えこひいきや余計な動きをしない中立な人だと、
誰からも思われることが大事なのだ。
実は、それが出世レースでは
第4コーナーを回って直線を向いたときに、
最大の武器になる。
……
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(
大前研一
)
(
Oomae Kenichi
)
103.
二番煎じはスピードが第一である。
ヒットの芽を感じ取り、
どこよりも先に二番煎じを提供することが重要。
後追い参入や業界の動きが「ブーム」になってからでは時すでに遅し。
競争相手がいない時期こそ、
二番煎じという好ポジションが確保できるのだ。
(
小島秀夫
)
(
Kojima Hideo
)
104.
(日本がすすんでいく方向について)
自分の意見をはっきりと言えるように、
世の中の動きを理解するための基礎力も、
いま(=十代)のうちからぜひ身につけておいてほしい。
……
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(
益川敏英
)
(
Masukawa Toshihide
)
105.
うまい踊り手は、
体の小さな動きを大切にする。
うまい踊り手ほど、
体の小さな表現を大切にする。
(
むのたけじ
)
(
Muno Takeji
)
106.
その人独特の文体というものがあるはずだ。
絵ならその人の色。
ダンスなら、その身体の動きの物語る世界。
それは自分が発見し、確かめてゆくもの。
教わることはできない。
芸術は創造だというのはその意味だ。
……
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(
岡本太郎
)
(
Okamoto Tarou
)
107.
であいとは望んで求めることのできるものではない。
実存に触れるであいは、
心の動きに敏感な人には訪れるが、
そうでない人に訪れるとは限らない。
……
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(
井坂康志
)
(
Isaka Yasushi
)
108.
意識下の世界で蠢(うごめ)くものを
無いことと同じに考えることが、
一つの問題を解決しようとする男と女との話合いを混乱させ、
(二人とも)狭い地点に釘付けになって
動きが取れなくなるのだ。
……
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(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
109.
多くの人の思いつくことは、
世間の人々も思いついている。
だから相談で結論を出すと、
衆愚の結論しか出ない。
人の動きと違った動き、
人より先手をとった動きが必要だ。
……
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(
中内功
)
(
Nakauchi Isao
)
110.
思い出せる詩があるということは、
有事に際して履きかえることができる靴を
もつようなことだと思う。
自分とは違う人間の
視点の高さ、歩幅、速度。
ささやかな変身は、
せまいところに閉じ込められて身動きのできない心を
救い出す。
(
渡邊十絲子
)
(
Watanabe Toshiko
)
111.
「陰翳」(いんえい)という文字は、
現在の当用漢字では「陰影」となっているが、
これでは「光と影」のコントラストとして捉えられてしまう。
「翳」という文字は、
たとえば木洩(こも)れ日のように、
そこにかすかなゆらめき、つまり動きが伴う文字である。
……
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(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
112.
善と悪、是と非、愛と憎しみ、寛容と褊狭(へんきょう)など、
人間相互の性格や気質の違いが、
ぶっつかり合って突きとばしたり、
押し戻してまた突き当ったり、
休みなしに動いている。
こういう現実の休みない動きが、
人間を成長させるのだ。
……
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(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
113.
人は便覧(マニュエル)によって動きはしない、
事件によって動かされるのだ。
強力な観念学は事件である、
強力な芸術も亦(また)事件である。
……
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(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
114.
有能な実行家は、
いつも自己主張より物の動きの方を尊重しているものだ。
現実の新しい動きが看破されれば、
直ちに古い解釈や知識を捨てる用意のある人だ。
……
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(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
115.
人よりたくさん持つこと、より増やすことをよりどころにして、身動きがとれなくなってしまう生きかたは、もうやめよう。
( 辰巳渚 )
116.
申し分のない振り子とは、動きの速い振り子のことではなく、良く調整されている振り子のことだ。
(
ヴォーヴナルグ
)
(
Vauvenargues
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