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今日の
戦争・戦(いくさ)に関する名言
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10月13日
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1.
さて戦が勝利となる。
獅子の分け前を受けるものは、獅子とそれらの眷属(けんぞく)ばかりだ。
人民はあずからない。
さて戦が負けとなる。
彼らは討ち死にする。
その華々しい戦役の様が、詩となって詠われる。
だが人民は苛斂誅求。
新しい主人の鞭の下に、営々刻苦しなければならない。
( 国枝史郎 )
2.
戦争、災害など、緊急事態に陥ると、(集団は)客観的な正しい状況判断や意思決定が困難になる。
リーダーの意見や集団内の多数意見に「同調せよ」という圧力がかかりやすくなり、ふだん以上に意見の一致や集団の結束力に重点が置かれる。
冷静かつ客観的な視野ではなく、狭く一元的な視野になってしまうのだ。
(
樺旦純
)
3.
絵と戦は、距離を置かないと美しくない。
(
スペインのことわざ・格言
)
4.
民族と民族、国と国との争いでは、お互いに自分の正当性を論理で主張し合っても絶対に解決には至らない。
論理と論理がぶつかり合うと、最後は武力で戦うしかなくなる。
それを避けるためには、論理よりも相手との関係性や気持ちの面を重視するコミュニケーションに持ち込むしかない。
(
榎本博明
)
5.
不死不滅という希望なくしては、何人といえども、国家のために死ねるものにあらず。
(
キケロ
)
6.
戦争ほど、声高に大義を語りつづけて、後になればまっさきに明らかな問題を、そのときはまっさきに問題の外に遠ざけてしまうものはありません。
(
長田弘
)
7.
漫画を描くうえで、
これだけは絶対に守らねばならぬことがある。
それは、基本的人権だ。
どんなに強烈な、どぎつい問題を
漫画で訴えてもいいのだが、
基本的人権だけは、
だんじて茶化してはならない。
それは、一、戦争や災害の犠牲者をからかうようなこと。
一、特定の職業を見くだすようなこと。
一、民族や、国民、そして大衆をばかにするようなこと。
この三つだけは、
どんな場合にどんな漫画を描こうと、
かならず守ってもらいたい。
(
手塚治虫
)
8.
国破れて山河あり。
(
杜甫
)
9.
男が全てをやりなおすのは、戦争によってか恋愛(エロス)によってかしかない。
( ポール・ニザン )
10.
戦場でおびえたことを、恥じることは決してない。
恥ずべきは、人間の尊厳を根こそぎ奪い取る、戦争や社会体制なのだ。
( 漫画『パイナップルARMY』 )
11.
一軍の将たる者は、味方諸人(しょにん)のぼんのくぼばかり見て居て合戦に勝てる者にてはなし。
(
徳川家康
)
12.
現代は正義と不正とがはっきり分かれて互いに対決しているということはない。
いかなる戦争の条件にしても、
その最前線に於(おい)ては
一つの正義と、もう一つの正義との、つまり正義同士のぶつかり合いの不条理によって支配されている。
(
寺山修司
)
13.
(戦争の)酸鼻な局面をほんとうに知るのは死者だけである。
戦争そのものは死そのものほど語りえないものかもしれない。
(
中井久夫
)
14.
たまには、
「戦争は、もうせんそうだ」
というニュースが聞きたいなあ。
(
七瀬音弥
)
15.
昭和から「平成」になって、なぜかぼくの心も平静になった。
それは、あの戦争へのやり場のない怒りから、解放されたような気になったからであろう。
戦争中はすべて天皇の名ではじめられ、兵隊もその名でいじめられたものだから、ついやり場のないイカリを、天皇には悪いけど、なんとなく無意識に“天皇”にむけていたのだった。
それがなくなってしまったのだ。
(
水木しげる
)
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