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今日の
音の名言
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6月30日
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1.
短詩型文学は、散文を読むように読んではいけないのである。
そもそも「よむ」こと自体が詩となじまぬ。
朗唱、朗詠すべきであろう。
声にして、音にして、その響きが意識のほの暗い所をゆさぶる。
いわば心で読む。
舌頭(ぜっとう)に千転させて、おのずから生じるものを心で受けとめる。
そういうものでなくてはならない。
(
外山滋比古
)
(
Toyama Shigehiko
)
2.
風過ぎて竹に声を留めず
(風過而竹不留声)
(
洪応明
)
(
Kou Oumei
)
3.
地におちてひびきいちどのわくらばよ
(
秋元不死男
)
(
Akimoto Fujio
)
4.
照り競ふ紅葉(もみじ)を囃(はや)す瀬音あり
(
林翔
)
(
Hayashi Shou
)
5.
孤島の波打際(なみうちぎわ)に、美しい人魚があつまり、うっとりとその笛の音に耳を傾けている。
もし彼女が、ひとめその笛の音の主の姿を見たならば、(その醜さに)きゃっと叫んで悶絶(もんぜつ)するに違いない。
芸術家はそれゆえ、自分のからだをひた隠しに隠して、ただその笛の音だけを吹き送る。
ここに芸術家の悲惨な孤独の宿命もあるのだし、芸術の身を切られるような真の美しさ、気高さ、えい何と言ったらいいのか、つまり芸術さ、そいつが在るのだ。
(
太宰治
)
(
Dazai Osamu
)
6.
むかしの花火つくりの名人は、打ちあげられて、玉が空中でぽんと割れる、あの音に最も苦心を払った。
花火は聞くもの。
(
太宰治
)
(
Dazai Osamu
)
7.
秋たつや川瀬にまじる風の音
(
飯田蛇笏
)
(
Iida Dakotsu
)
8.
夜の中を歩み通すときに
助けになるものは、
橋でも翼でもなくて、
友の足音だ。
(
ヴァルター・ベンヤミン
)
(
Walter Benjamin
)
9.
さくさくと西瓜の空気噛まれけり
(
河内静魚
)
(
Kawauchi Shizuo
)
10.
もし専制権力の脅威に抗して立ち上がるべきことを
国の隅々まで伝達する簡便な手段が存在せぬならば、
専制権力は音もなく忍び寄って
我々に襲いかかるであろう。
(
デイヴィッド・ヒューム
)
(
David Hume
)
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