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今日の
長田弘の名言
☆
12月25日
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1.
大事なのは、歌じゃない。
歌がつくりだすもの、だ。
(
長田弘
)
2.
言葉をつかうというのは、他者とのつながりをみずからすすんで認めるということ。
(
長田弘
)
3.
生きるとは、
考えることができるということだ。
(
長田弘
)
4.
うつくしいものをうつくしいと言おう。
(
長田弘
)
5.
「疲れた」ではじまる話はよそう。
(
長田弘
)
6.
ことばというのは、たがいに関連しあう意味のまとまり、イメージのまとまりです。
(
長田弘
)
7.
きみはほかの誰にもならなかった。
好きだろうがきらいだろうが、きみという一人の人間にしかなれなかった。
そうと知ったとき、そのときだったんだ、そのとき、きみはもう、一人の子どもじゃなくて、一人のおとなになっていたんだ。
(
長田弘
)
8.
誰もがよそよそしく生きることに慣れすぎていて、生身のじぶんをつくっている単純な感情のもつ力に向き合わない。
(
長田弘
)
9.
何もない浜辺で、
何もしない時間を手に、
遠くから走ってくる波を眺める。
そして、何もない浜辺で、
何もしない時間を手に、
波の光がはこぶ海の声を聴く。
眺めることは、聴くことである。
(
長田弘
)
10.
書店で、あるいは図書館で、わたしたちが本棚に見ているのは、ほとんどが本の背中です。
本は顔を見るのではなくて、背中を見るものなのです。
(
長田弘
)
11.
習慣のいちばんの特質というのは、それが不文律であるということです。
習慣というのは、明文化された定められたものではありません。
コモンセンス、コモンロー同様、もっと漠然とした、なかなか言葉にできないようなあいまいなもの、あいまいだけれども、じぶんにはしかと感じられるじぶんをささえるもの、他の人と共有される或るもの、です。
(
長田弘
)
12.
読書について、
「どういう本を読んだらいいのか」という質問は、
じつに不要な質問なのです。
(
長田弘
)
13.
歩くことは、あなたが見知らぬ人びとや見知らぬものや自然を見てすぎながら、その人たちやものや自然から、言葉や形や色でもって語りかけられるということだし、つぎに、あなたのほうでもそれらに語りかけないわけにはゆかないということだ。
(
長田弘
)
14.
石(=墓石)に最小限の文字を刻みこむように、記憶に最小限のことばを刻むことは、いまでも詩人の仕事の一つたりえているだろうか。
(
長田弘
)
15.
猫はどの猫もかならず、お気に入りの場所をもっていて、その場所は季節が変わるごとに変わりますが、一度そこときめたら、どんなときもここときめた、そのお気に入りの場所に落ち着いています。
(
長田弘
)
16.
言葉に害のない言葉はない。
言質(げんち)をあたえない言葉なんてない。
(
長田弘
)
17.
海辺があるいは浜辺が
訪れるものにいつの時も語って来たのは、
地球というものを
原初からずっと支えて来て、
今も支えているもの。
地球を、地球をたらしめている調和というもの。
そういうものを思い出させる秘密ではないでしょうか。
(
長田弘
)
18.
日の光は、まほうの光。
落ち葉だって、宝石にしてしまう。
(
長田弘
)
19.
本の文化というものがこれほど長い生命力をもち、本というメディアがこれほど長い間わたしたちのなかに必要なものとされて生きてきたのは、どこにでもあるものを自分が読むことによって、あるいは書くことによって、特別なものにしてゆく方法としてのメディアだったためです。
(
長田弘
)
20.
希望というのは、たとえそれが何かいまははっきりとわからなくとも、じぶんというものが明るく感じられるような何かです。
(
長田弘
)
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