名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
12月2日
☆
→ 日別名言メニュー
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
人々は、もはや、書きとめて置かなければ、何一つ憶えることが出来ない。
(中略)文字が普及して、人々の頭は、もはや、働かなくなったのである。
(
中島敦
)
2.
智に働けば角が立つ。
情に棹(さお)させば流される。
意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。
(
夏目漱石
)
3.
何でも、断定することはいけない。
断定した時、そのものは、既に別なものになっている。
(
田山花袋
)
4.
第三者の目より恋をする男女を見れば、ひとつの痴態(ちたい)にすぎず、されど恋する男女にとりては、その痴態も真剣なり、真面目なり。
(
国木田独歩
)
5.
たいてい勇気ある行動というものは、別の在るものへの怖れから来ているもので、全然恐怖心のない人には、勇気の生まれる余地がなくて、そういう人はただ無茶をやってのけるだけの話です。
(
三島由紀夫
)
6.
詩は学問でもなく技芸でもない。
詩は時々燃焼していく生命の記録、
主観の思いあまった「訴え」に他ならない
(
萩原朔太郎
)
7.
「真面目になる」ということは、しばしば「憂鬱になる」ということの外(ほか)の、何のいい意味でもありはしない。
(
萩原朔太郎
)
8.
幸福がつかの間だという哲学は、
不幸な人間も、幸福な人間も、
どちらも好(い)い気持ちにさせる力を持っている。
(
三島由紀夫
)
9.
公衆は醜聞を愛するものである。
(
芥川龍之介
)
10.
君も美しい、僕も美しい
僕も美しい、君も美しい
美しいものだらけの世界
山と山とが讃嘆しあうように
星と星とが讃嘆しあうように
人間と人間とが讃嘆しあいたいものだ。
(
武者小路実篤
)
11.
御父さんが死んだ後で、
一度に御父さんの有難味が解るよりも、
御父さんが生きているうちから、
毎月(げつ)正確に御父さんの有難味が少しずつ解る方が、
どの位楽だか知れやしません。
(
夏目漱石
)
12.
物は常に変化して行く。
世の中の事は常に変化する。
(
夏目漱石
)
13.
人間は好き嫌で働らくものだ。
論法で働らくものじゃない。
(
夏目漱石
)
14.
今日、民衆の中に何が一番欠けているか。
自分を信じ、人を信じ、自分の仕事を信じ、自分の今日の生活を信じていくというような信念が非常に弱いと思う。
(
吉川英治
)
15.
お互いに忙しい切りつめた世の中に生きているのだから、お互いに譲り合わなくてはいけない。
(
夏目漱石
)
16.
ずっと年をとってからの日のために、雪が降ったから茶でも飲みにお出で下さいと言えるような、そういう老後の友達を三、四人つくって置きたい。
(
島崎藤村
)
17.
自分は一個の人間でありたい。
誰にも利用されない、誰にも頭をさげない、一個の人間でありたい。
他人を利用したり、他人をいびつにしたりしない、そのかはり自分もいびつにされない、一個の人間でありたい。
自分の最も深い泉から、最も新鮮な生命の泉をくみとる、一個の人間でありたい。
(
武者小路実篤
)
18.
本当に転がった者は、起き上がる時になにか得をしている。
(
武者小路実篤
)
19.
生徒があやまったのは心(しん)から後悔してあやまったのではない。
只(ただ)校長から、命令されて、形式的に頭を下げたのである。
商人が頭ばかりさげて、狡(ずる)い事をやめないのと一緒で生徒も謝罪だけはするが、いたずらは決してやめるものではない。
よく考えてみると世の中はみんなこの生徒の様なものから成立しているかも知れない。
(
夏目漱石
)
20.
臭いものの蓋を除(と)れば肥桶(こえだこ)で、美事な形式を剥(は)ぐと大抵は露悪になるのは知れ切っている。
(
夏目漱石
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ 日別名言メニュー
→ 今日の名言(テーマ別)
→ 今日の名言(星 座 別)
→ 今日の名言(血液型別)
→ 日別の名言(テーマ別)
→ 日別の名言(星 座 別)
→ 日別の名言(血液型別)
→ トップページ