名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
10月31日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
過去は過去として葬らしめよ。
(
志賀直哉
)
2.
どうすればいいのだ。
己(おれ)の空費された過去は?
(
中島敦
)
3.
詭弁はよしたまえ。
つまらんパラドックスは自分で自分を不幸にするようなものだ。
(
永井荷風
)
4.
すべての家庭人は、人生の半ばをあきらめて居る。
(
萩原朔太郎
)
5.
自分は臆病でない人間を知らない。
大胆そうな顔をしている男も
実は臆病者であり、
小心者であることを知っている。
ただ度胸が出来、
それをあるところでごまかすことが出来ているだけである。
(
武者小路実篤
)
6.
この愛(=利己心のない愛)の子供に与える影響は──
少なくとも影響の大半は
暴君にするか、弱者にするかである。
(
芥川龍之介
)
7.
事が旨(うま)く行って、知らん顔をしているのは、心持が好(よ)いが、遣(や)り損なって黙っているのは不愉快で堪(たま)らない。
(
夏目漱石
)
8.
すぐれた魂ほど大きく悩む。
(
坂口安吾
)
9.
悪い人間という一種の人間が世の中にあると君は思っているのですか。
そんな鋳型に入れたような悪人は世の中にある筈(はず)がありませんよ。
(
夏目漱石
)
10.
人間、正道を歩むのは却(かえ)って不安なものだ。
(
三島由紀夫
)
11.
人の光を藉(か)りて我が光を増さんと欲するなかれ。
(
森鴎外
)
12.
恋愛はただ性欲の詩的表現を受けたものである。
少なくとも詩的表現を受けない性欲は恋愛と呼ぶに値しない。
(
芥川龍之介
)
13.
現状維持というのは、
つねに醜悪な思想であり、
また、現状破壊というのは、
つねに飢え渇いた貧しい思想である。
(
三島由紀夫
)
14.
鏡は自惚(うぬぼ)れの醸造器である如(ごと)く、
同時に自慢の消毒器である。
(
夏目漱石
)
15.
この世のもっとも純粋な喜びは、他人の喜びをみることだ。
(
三島由紀夫
)
16.
神は人間に孤独を与えた。
しかも同時に人間に孤独ではいられない性質をも与えた。
(
佐藤春夫
)
17.
英雄、英雄を知る。
(
吉川英治
)
(
『三国志』
)
18.
年を取らせるのは肉体ではなくて心かも知れない。
心のわずらいと衰えが、内側から体に反映してみにくいしわやしみを作ってゆく。
(
三島由紀夫
)
19.
私たちの夫婦関係は毎日毎日新季蒔直(まきなお)しを試み、毎日毎日以前にない新しい愛の生活を築き上げているのです。
(
与謝野晶子
)
20.
非常に当然な話だけれども、信念というようなものがなくて生きているのは、あんまり意味のないことである。
(
坂口安吾
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ