名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
7月23日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
善とは、家畜の群れのような人間と去就を同じうする道にすぎない。
それを破ろうとするのは悪だ。
(
森鴎外
)
2.
現在は過去と未来との間に画した一線である。
この線の上に生活がなくては、生活はどこにもないのである。
(
森鴎外
)
3.
天才とは僅(わず)かに我々と一歩を隔てたもののことである。
只(ただ)この一歩を理解する為には百里の半ばを九十九里とする超数学を知らなければならぬ。
(
芥川龍之介
)
4.
仕事をして一盃(いっぱい)やると、同じ酒でも味が違う。
これを思うと、労働ぐらい人を幸福にするものはないかもしれない。
(
幸田露伴
)
5.
私は悪人です、と言うのは、私は善人です、と言うことよりもずるい。
(
坂口安吾
)
6.
吾人(ごじん)の生涯中尤(もっと)も謹慎すべきは全盛の時代に存す。
(
夏目漱石
)
7.
自分の仕事は、
自分の一生を充実させるためにある。
(
武者小路実篤
)
8.
幸福を感じるのには、童心とか、無心とか、素直さとかいうものが必要である。
(
武者小路実篤
)
9.
(島崎藤村)「田山君、死んで行く気持ちはどうだね?」
(田山花袋)「誰も知らないところに行くのだから、なかなか単純な気持ちのものじゃないよ」
(
田山花袋
)
10.
私はどんな社会でも
理想なしに生存する社会は
創造し得られないとまで信じているのです。
(
夏目漱石
)
11.
主人は好んで病気をして喜んでいるけれど、死ぬのは大きらいである。
死なない程度において病気という一種のぜいたくがしていたいのである。
(
夏目漱石
)
12.
人は不幸と下劣と醜悪とを甘受して始めて幸福と善美とを得ん。
(
国木田独歩
)
13.
人は境遇と交友とに由(よ)りて、知らずともよき事まで知り、感得すべからざる事までも感得す。
(
国木田独歩
)
14.
全ての場合を通じて、恋愛は忍耐である。
未だかつて、性急者(せっかち)の成功した恋を見たことがない。
(
萩原朔太郎
)
15.
死滅しない物とは何か。
自然であり、美である。
(
武者小路実篤
)
16.
まことに人生はままならなもので、生きている人間は多かれ少なかれ喜劇的である。
(
三島由紀夫
)
17.
山林に自由存(そん)す。
(
国木田独歩
)
18.
新しき友を探して廻る者は遂に真の友を得る時なけん。
(
国木田独歩
)
19.
成すことは必ずしも困難ではない。
が、欲することは常に困難である。
少なくとも成すに足ることを欲するのは。
(
芥川龍之介
)
20.
いささかの誤解も生まないような芸術は、はじめから二流品である。
(
三島由紀夫
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ