名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
7月16日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
後に残ったものの反省や後悔は、死んだ人の重荷になりそうに思いますの。
(
川端康成
)
2.
個性などというものは、はじめは醜い、ぶざまな恰好(かっこう)をしているものだ。
(
三島由紀夫
)
3.
初恋に勝って人生に失敗するのはよくある例で、初恋は破れるほうがいいという説もある。
(
三島由紀夫
)
4.
結婚をして一人の人間が二人になると、
一人でいた時よりも人間の品格が堕落する場合が多い。
(
夏目漱石
)
5.
健康であることより以上に大切なのは、健康に見えることである。
(
三島由紀夫
)
6.
金を作るにも三角術を使わなくちゃいけないというのさ。
義理をかく、人情をかく、恥をかく、これで三角になるそうだ。
(
夏目漱石
)
7.
人と人との応接は、要するに鏡のようなものである。
驕慢は驕慢を映し、謙遜は謙遜を映す。
人の無礼に怒るのは、自分の反映へ怒っているようなものといえよう。
(
吉川英治
)
8.
死んでも、ひとのおもちゃになるな!
(
泉鏡花
)
9.
皆一緒に学校を出た時分──あの頃は、何か面白そうなことが先の方でわれわれを待っているような気がした。
こうしているのが、これが君、人生かね。
(
島崎藤村
)
10.
ねぇ、あなた。
話をしながらご飯を食べるのは楽しみなものね。
(
永井荷風
)
11.
誰もが見て、これでこそ人間だと思う一個の人間、自分はそういう人間を実に愛する。
(
武者小路実篤
)
12.
四十歳五十歳という風に、十を境にして生涯を区切ることは、一種の便宜であり感傷であって、半ばは人間の緩怠(かんたい)の性癖に過ぎないだろう。
(
川端康成
)
13.
先生にあわれみをもつがよろしい。
薄給の教師に、あわれみをもつのがよろしい。
先生という種族は、諸君の逢うあらゆる大人のなかで、一等手強くない大人なのです。
(
三島由紀夫
)
14.
人生はつくるものだ。
必然の姿などというものはない。
(
坂口安吾
)
15.
死は、人間の一生にしめ括りをつけ、その生涯を完成させるものだ。
消滅ではなく完成だ。
(
山本周五郎
)
16.
智に働けば角が立つ。
情に棹(さお)させば流される。
意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。
(
夏目漱石
)
17.
人間は閑適の境界に立たなくては不幸だ。
(
夏目漱石
)
18.
人間は生よりもかえって死について知っているような気がするから、生きていられるのである。
(
川端康成
)
19.
凡(およそ)世の中に、我が児の事を饒舌(しゃべ)る奴を聞くほど、退屈なものはない。
(
泉鏡花
)
20.
無神論も、徹底すれば徹底するほど、唯一神信仰の裏返しにすぎぬ。
無気力も、徹底すれば徹底するほど、情熱の裏返しにすぎぬ。
近ごろはやりの反小説も、小説の裏返しにすぎぬ。
(
三島由紀夫
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ