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12月18日
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1.
目が話す遠くの会釈涼風(すずかぜ)に
(
稲畑汀子
)
(
Inahata Teiko
)
2.
人から受けた印象と云(い)うことに就(つ)いて
先(ま)ず思い出すのは、
幼い時分の軟らかな目に刻み付けられた
様々な人々である。
年を取ってからはそれが少(すくな)い。
あってもそれは少年時代の憧れ易い目に、
些(ちょ)っと見た何の関係もない姿が
永久その記憶から離れないと云うような、
単純なものではなく、
忘れ得ない人々となるまでに、
いろいろ複雑した動機なり、原因なりがある。
(
泉鏡花
)
(
Izumi Kyouka
)
3.
凧の子の恍惚(こうこつ)の眼に明日(あす)なき潟(かた)
(
能村登四郎
)
(
Nomura Toshirou
)
4.
昼寝は魂をいたわるためのものです。
昼寝の間、目を閉じているけれども、
想像力は天を駆け巡っています。
次の準備をしているのです。
深遠なことと卑俗なこと、
可能なこととありえないことを
分類し、より分けています。
(
サラ・バン・ブラナック
)
(
Sarah Ban Breathnach
)
5.
彼女は時おり、
ほかの人々は
体に腕があるのと同様に
心にも腕がついていて、
その腕を優しく伸ばして
引き寄せたり、抱きとめたり、抱きしめたりするのに、
自分の心には腕がないのだ
と感じることがあった。
自分の心には、
目しかついていない。
(
モーパッサン
)
(
Maupassant
)
6.
発見とは、
万人の目に触れる物を見て、
誰も考えなかったことを考えることである。
( セントジェルジ )
7.
眼は前へ、
前を見よとて、
前につく。
(
後藤静香
)
(
Gotou Seikou
)
8.
良妻の資質を十に分けて述べると、
十分の四は気立ての良さ、
十分の二は良識、
十分の一は機転、
十分の一は愛らしい顔、表情豊かな眼差し、姿の良さ、優雅な身のこなしとかいった外見の美しさ、
そして残りの十分の二は、妻が所有するものや身につけているもの。
( バーンズ )
9.
他人を正視しない目は卑怯だ。
わざとらしい凝視をする奴は、内面に虚偽を持った奴だ。
(
室生犀星
)
(
Murou Saisei
)
10.
飢えた人々の目の中には、
次第にわき上がる激怒の色がある。
人々の魂の中には、
「怒りのぶどう」が次第に満ちて夥(おびただ)しく実っていく。
(
ジョン・スタインベック
)
(
John Steinbeck
)
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