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12月17日
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1.
いつも心は燃えていよう、
消えてしまっては駄目。
いつも瞳は澄んでいよう、
濁ってしまっては駄目。
(
坂村真民
)
(
Sakamura Shinmin
)
2.
私は断言する
見るに値するものがあったから
眼が出来たのだと
ぼんやり感受した明るい空を
はっきり見ようとして
皮膚の一ところが次第に透明な水晶体へと
変ってゆくさまを 私は思い描く
(
吉野弘
)
(
Yoshino Hiroshi
)
3.
牛の眼のとろりと草に蝶々かな
(
安藤橡面坊
)
(
Andou Tochimenbou
)
4.
泪(なみだ)耳にはいりてゐたる朝寝かな
(
能村登四郎
)
(
Nomura Toshirou
)
5.
物事を巨視的に眺めれば、
だれそれがとくに善人であるか悪人であるかといったようなことは
どうでもよいことで、
美徳が不幸に付きまとわれ、
悪事に盛運が付きものだとしても、
自然の目から見れば
事態は同じなのであるから、
挫折する有徳の士よりは
栄える悪人の立場に付くほうが
はるかにましだ。
(
マルキ・ド・サド
)
(
Marquis de Sade
)
6.
人間が二つの目と一つの舌を持って生まれたのは、
しゃべるよりも、二倍も見るためである。
(
チャールズ・カレブ・コルトン
)
(
Charles Caleb Colton
)
7.
鳥は仲間の目をつぶさない。
(
ヨーロッパのことわざ・格言
)
(
Europe saying
)
8.
画竜点睛とは竜を画いて瞳を書き加えること。
俳句は、初めからこの大切な瞳だけを表現する文芸である。
(
永田耕衣
)
(
Nagata Koui
)
9.
人間とは、
じつに自分かってな、傲慢な動物で、
ヘビやカエルのような姿の醜い動物なら、
たたき殺しても平気ですが、
たった一羽の公園の白鳥が
酔っぱらいの手で殺されると、
いやに感傷的になり、
目の色変えて騒ぎます。
(
澁澤龍彦
)
(
Shibusawa Tatsuhiko
)
10.
人生に目的ありと見、なしと見る、
共に理智の作用のみ。
理智の眼(まなこ)を抉出(けっしゅつ)して目的を見ざる処(ところ)に、
至味(しみ)存(そん)す。
(
二葉亭四迷
)
(
Futabatei Shimei
)
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