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7月11日
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1.
人の指先だけ見ていては
その人の指す当先(あてさき)に眼が遣(や)れない。
(
河野与一
)
(
Kouno Yoichi
)
2.
個人の偏向した意見に
みずからの眼を閉じてしまうな、
現実を直視する・直視せよ。
(
大江健三郎
)
(
Ooe Kenzaburou
)
3.
我々はいつも、
作品をよりよく理解するには
その作家の内部に入り込まねばならない、
とか何とか言っている。
だがいざその内部なるものを
目のあたりにしてみると、
べつに大したものは何もない──
少なくとも他人と較べて
特に変わったところなんか何もないんだ。
(
ポール・オースター
)
(
Paul Auster
)
4.
私は推薦図書は書かない。
書店で手に取った時に、まるで自分を待ちかねていたかのような感じがする本が「あなたの本」だ。
立ち読みして文章が目に飛び込んでくるようだと、絶対に買いだ。
(
中井久夫
)
(
Nakai Hisao
)
5.
「ツッコミ」の眼。
一つ、「ボケ」の小さなしくじりを見逃さない眼。
二つ、「ボケ」の「安心」を、「心配と不安」にさせる眼。
三つ、「ボケ」ができない時には、いつでも自分でやる体勢におく眼。
四つ、「ボケ」の力に応じて、次のネタに移るか、どうするかを決める心の眼。
(
萩本欽一
)
(
Hagimoto Kinichi
)
6.
本当の人間は、みんな
透明な目をもった猛烈なシロウトなのである。
自分の専門に対しても。
(
岡本太郎
)
(
Okamoto Tarou
)
7.
恋は目で見ず、心で見る。
(
ウィリアム・シェイクスピア
)
(
William Shakespeare
)
8.
私はこれが好きだから打ちこんでおります、
そのように性根の座っているときが
最も美しく見える。
誰かが何かを狙って執(しっ)するところあって努めているな
と見るや否(いな)や
人は眼を背(そむ)ける。
(
谷沢永一
)
(
Tanizawa Eiichi
)
9.
人間が恐怖も感ぜず、
利慾に目をくらまされず、
淡然として
庶民の生活に安(やす)んじていられれば、
世は楽園みたいになるのであろうが、
それは望んでも得られないことのようである。
(
正宗白鳥
)
(
Masamune Hakuchou
)
10.
目を開けて、
闇の中に光を見なさい。
(
有吉京子
)
(
Ariyoshi Kyouko
)
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