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今日の
言葉に関する名言
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5月30日
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1.
とがりたる言葉も梅雨のものなりし
(
稲畑汀子
)
2.
「現場」ということばは、
多かれ少なかれ、波風の立つことばだ。
ことがまるっきり平穏無事に進行しているときには、
私たちはこのことばを使わない。
(
小田実
)
3.
一(ひと)と本(ほん)の青麦若(も)し死なずんばてふ(ちょう)語かなし
(
中村草田男
)
4.
わたしたちは待つことに焦(じ)れて、
ついことばを迎えにゆく。
「あなたが言いたいのはこういうことじゃないの?」というふうに。
語りにくいことを呑み込みかけているときに、
すらすらとしたことばを向けられれば
だれしもそれに飛びついてしまう。
(
鷲田清一
)
5.
作者と物象とが紙一枚の隙もなく渾然一体となつた刹那に出発し、そこから自然に流れ出る正しい言葉正しい音律を以て表現せられたる作品にして初めて芸術といふ名に値する俳句である
(
原田濱人
)
6.
人と何かを比較するときに、
すべては言葉で表現される。
隣の家のほうが「立派」である。
俺が乗っている車のほうが「高級」であると。
そう表現することで差別化を図ったり、上下関係が生まれたりする。
挙句の果てに幸福を感じたり、
不幸になったりする。
何ともアホらしいことです。
(
黒鉄ヒロシ
)
7.
女の言葉をあてにするのは、
ウナギのしっぽをつかむようなものだ。
(
スペインのことわざ・格言
)
8.
恨んでも恨んでも恨みたりないのだよ、
祖国ということばよ!
(
寺山修司
)
9.
「勇気をもらった」「元気をもらった」という感謝・感動の言葉。
「勇気を届けたい」「元気を届けたい」という応援・励ましの言葉。
耳には心地よくても、
あまりにも定番化した言葉は、かえって、
自分の言葉で気持ちを表現できない底の浅い人物という印象を聞く人に与える。
(
七瀬音弥
)
10.
この世に“思い残すことはない”などと語る人の言葉をきくと、何かそらぞらしく、ウソをついているなと思えてならんのです。
(
富安風生
)
11.
今日(こんにち)は心を軽んじ、言葉を愛し、思わぬことでも言ってしまおうとする世の中である。
(
柳田国男〔柳田國男〕
)
12.
若き日の読書は
自分が歩む人生への予言的な言葉との出会いである。
(
柳田邦男
)
13.
言葉にすることで楽になることもある。
(
石田衣良
)
14.
用いられているのは自然の非情の事物を指示する語であっても、
これが前後の対比的な語と相互に作用し合うと、
独得な抒情効果を出すことができる。
(
外山滋比古
)
15.
言葉には、二つあります。
一つは、他者を確かめる言葉です。
挨拶の言葉。
手紙の言葉。
電話の言葉。
もう一つは、自分を確かめる言葉です。
ここに自分がいると感じられる言葉、
自分を確かめるための、
あるいはそのための方法としての言葉です。
(
長田弘
)
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